- 珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち 1 新装版 (ヤングジャンプコミックス)/漫 画太郎
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あれは小学三年だったか五年だったか、百日咳か盲腸で入院したどちらかだったとおもうが、手をはなれることで急に「こども」であることが意識されるようになったのか、ふだんマンガには否定的な、というかほとんど禁じているといってもよかったような親が、何冊かの少年ジャンプの単行本を買って病室にもってきたことがあった。ドラゴンボールとかあたりまえのものを除くと僕はその当時ほとんどマンガを知らず、特に好きということもなかったとおもうので、うえのような推測をするわけだけど、幽遊白書だとかこち亀だとかボンボン坂高校演劇部だとかターちゃんだとかタルるーとくんだとかに混じって(なにしろむかしのことなので、このへんはあいまいだけど)、なぜか「珍遊記」の④巻が混ざっていたのだった。ザーマスとかが太郎とたたかってるトコ。
もう、意味がわからない。
マンガに否定的な人間がどうして子供に漫☆画太郎を与えるのか…。じぶんの親ながら信じがたいセレクトセンスである(まあ、たぶん本屋いって書店員のいうままに買ったんだろうけど)。
その④巻は、例によって暗記するくらいくりかえし読んだけれど、その前後を買い求めるということはなかった。学生になってからブックオフで立ち読みしたくらいかなあ。だから、太郎がなにものなのか、ザーマスはどうなったのか、おまわりさんを呼びにいったあのぺらぺらはちゃんと魔法の許可をとれたのか、そうしたことは気になりながらも放っておかれ、ブックオフで読んだ記憶もあるにはあるが、いまこうして考えてみても思い出せないくらいだから、まあ読んでないということでいいとおもう。
そういうわけで、今回の新装版での復活はうれしいです。全四冊で、八月まで毎月出るもよう。
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