キビタイボウシインコ緊急レスキューの報告 | 鳥の保護活動/TSUBASAみらくる日記

キビタイボウシインコ緊急レスキューの報告

こんにちは、望月です。
会員様には先にお伝えしておりましたが、
先日キビタイボウシインコの緊急レスキューを行いましたので、
ご報告を致します。

レスキュー実施日:1月20日(火)
場所:東京都小金井市内のアパート

14:00
たまたま仕事の依頼で訪れた水道業者からのご連絡。
経緯は以下の通りです。
・仕事で訪れたアパートにオウムがいる
・飼い主様は2~3週間前に亡くなり、その間誰も世話をしておらず、
 大家(80代)も鳥が死ぬのを待っている状態
・おそらく餌をもらえていないのでずっと騒いでおり、
 可哀想で見ていられない、どうにかできないかとのこと

大家に言っても世話はしないだろうということで、
水道業者の方にその場にあるヒマワリの種を補充してもらい、
待機していただく。
(その間に画像を送っていただき、種類はキビタイボウシインコと判明)

TSUBASA代表松本と相談の後、すぐに引き取ることに決定。

15:00
松本が他の鳥の通院から戻ってきた後、引き取りに向かう。

16:30
大家と水道業者の方にも立ち会ってもらい、引き取り。
そこで、大家に飼い主様の詳細を聞く。
元の飼い主様は83歳の女性で病院で亡くなったとのこと。
妹がいるが、大家には処分してくれと所有権を放棄した。
キビタイボウシインコの性別、年齢、名前は不明。
状態は薄暗い部屋の中で、餌はヒマワリのみ。
にも関わらず、羽のツヤは良く、元気もある。

18:00
とり村へ到着、検疫室へ。

今回は水道業者の方からのご連絡のおかげで、
この子の命を助けることができました。
今までの生活や食事、名前すら分からない状況ですが、
現在は食欲等なんとか安定しています。

ですが、本来鳥の引き取りには費用(約2年のお世話代)が発生します。
また、事前の健康診断(CHL、PBFD、性別検査等)の実施、費用も必要で、
検疫期間の45日間は専属のスタッフがお世話をしなくてはなりません。
※鳥引き取りに関しての流れや費用等は下記に掲載してあります。
宜しければご参照ください
http://www.tsubasa.ne.jp/activity/satogo_satooya.html

引取り費用をきちんと頂く事が出来ずにTSUBASAが活動していくことは、
お恥ずかしながら困難でもあります。
差し支えなければ皆様からご支援を頂けますと幸いです、


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メールにて住所を記載の上、ご一報を頂けますと幸いです。
tsubasa0615@gmail.com



画像は引き取り直後の様子です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。