次のためのお別れ~ルイちゃん編~ | 鳥の保護活動/TSUBASAみらくる日記

次のためのお別れ~ルイちゃん編~

こんにちは!


今日はオカメインコのルイについてです。

ルイは、鳴き声でお引き受けをしたオカメインコです。

小型の鳥を鳴き声で引き取る場合、多いのが

飼い主さんが我慢できなくなったからではなくて、

「近隣の人が」

「乳幼児が」

「家族が」

など、外からの苦情が多いです。

お世話をされている方自体は、可愛くて仕方がないので

手放したくないけれど外的要因に阻まれて、、、ということがあります。

トレーニングによる鳴き声の軽減も一つの解決策ですが、

周囲の人間がトレーニングに理解があるわけではないと、

中々トレーニングで良くなるまで待ってもらえない、という場合もあります。


他にも防音ケースが最近では売られているので、

上手に出来ているご家庭もあります。

こればっかりは試してみて自宅で、どれだけ響くのかという

お話になると思います。

TSUBASAから里親さんのお家に行った鳥さんも、

防音ケースを活用している方が多いです。


さて、導入が暗いのですが上記の様に鳴き声で引き取られる子は、

飼い主さんの愛情はちゃんともらっています。

だから、ルイも甘えん坊で可愛いです。

(そもそも、呼び鳴きが多いという事は人が大好きという事ですね)

ルイの場合は、10歳でやってきました。

10年鳴き声が平気だったのになぜ?と思うかもしれませんが

お子さんが生まれて呼び鳴きで、幼いお子さんが

泣いてしまうというのが理由です。

お子さんの夜泣きに発展してしまいました。


ルイ自体は、図太い神経でどこでも割と堂々としています。

そして、ステップアップのこだわりなのか(?)片足ずつ手に乗らず

両足でカラスの様にジャンプして手に乗ります。

これがものすごく可愛いです。

頭が大きいのも特徴!









手放す理由もそれぞれですが、最初から手放すことを想定して

飼う方はなかなかいません。

様々な理由や不安要素を想定して、施設にお越しの際や

お電話相談室を活用していただければと思います。


手放す決断の手前に、私達TSUBASAはいられたらいいなと思っています。


★オマケ★

実は、このおまけを本命で書いていて気が付いたら真面目な記事になっていました。


ルイちゃんは、人が好き(そして頭が大きい)

目を合わせてくれるのは嬉しいけれど、どこから撮っても正面顔に!





この2枚撮影する方向が違うの分かりますか??


1枚目

(正面から撮影)


2枚目

(上から撮影)

あれ、、、?後頭部とか頭のてっぺんが撮影できない???

カメラのレンズに対してばっちり視線を合わせるルイちゃんでした。