レスキューした8羽のインコ・レポート(1) | 鳥の保護活動/TSUBASAみらくる日記

レスキューした8羽のインコ・レポート(1)

いつもありがとうございます。望月です。

すでにTSUBASAの会員様にはメルマガ(3月2日)に配信
しましたが、ブログのほうにも掲載させていただきます。

【1月31日】
50代前後の男性の飼い主様から引き取り相談の電話
理由:飼い主様が病気で入院される
引き取り対象の鳥
・オカメインコ2羽
・文鳥5羽
・マメルリハ1羽
・セキセイインコ1羽
・ダルマインコ1羽
計10羽。

引き取りの流れや負担金について説明するが非協力的な言動。
引き取りの希望日までにはまだ時間があったことと、とり村
のお近くにお住まいだということもあり、明日お越しいただ
くことをお願いする。

【2月1日】
とり村にお越し頂く。
引き取りに関する書類の記載をお願いするが非協力的。
ヒアリングをしながら私が書類を記載。
ヒアリングで得た事実
・全員生後3ヶ月程の若鳥
・オカメインコ:挿餌中
・文鳥1羽とダルマインコが今朝亡くなる

2羽が亡くなった理由については回答なし
引き取りの費用に関しては、
・入院するのでお金がない
・生活保護を受けているからお金がない
・家族には頼れない等
頑なに費用を負担する気は無いという態度
さらに
「引き取ってもらえないなら鳥達を逃がす!」

動物愛護法に違反することになり、罪に問われる事に
なると伝えると、発言を取り消す。

緊急対応が必要ありと判断し、翌日再度話し合いを設ける

【2月2日】
TSUBASA代表(松本)同席
再度ヒアリングを行う。新事実は下記の通り。
・鳥たちは衝動買い
・入院は確定ではなく、通院
・鳥達が亡くなった理由は保温をしていなかったと推測

鳥たちの衝動買いや病気の嘘は百歩譲っても、幼い鳥が
2羽寒さで亡くなったことに関しては譲歩することはで
きません。
現在の鳥たちの飼育環境を尋ねると、全く保温をしてい
なかったことがわかりました。
この時期(2月初旬)は冬でも一番寒い季節です。
しかも生後3ヶ月のヒナにとっては生死に関わります。
現に2日前に2羽が寒さで亡くなったと思われます。
私たちは飼い主様に保温をすることをお願いしました。

飼い主
「お金がない」「電気代が払えない」
私たち
「せめて毛布などでケージを覆ってほしい」
飼い主
「毛布は自分のものなので」と、拒否。

【TSUBASAの判断】
「引き取り相談」から「レスキュー」に切り替えました。
一刻も早く残った鳥たちをレスキューしなければ、間違
いなく犠牲者(鳥)が増えるでしょう。
一旦、飼い主様を帰して、2時間後に飼い主様の自宅から
鳥8羽をレスキューし、予め暖かくしていた検疫室に入れました。

④【レスキューまとめ】
今回レスキューした鳥たちは以下の通りです。
・オカメインコ2羽(挿し餌)
・文鳥4羽
・マメルリハ1羽
・セキセイインコ1羽
の計8羽。

1月31日から2月2日の3日間の概要をご報告致しました。
まだ続きやご説明しなくてはならないことがございますが、
長くなりますので今日はここまでにします。

最後までお読みいただきありがとうございました。


(レスキューした文鳥)


セキセイとマメルリハ:お互い気になる仲のようです)




【本レスキューに関する続報は以下より】
続報 ①
続報 ②