コーヒー焙煎機の開発① | 晴れ、時々 溶かしバター

晴れ、時々 溶かしバター

僕は甘いものを作るのが好きなのだ
いや、食べるのが好きなのかもしれないし、両方だという気さえしてくる
どちらでもよい

理由なんてない
ひたすら、僕は今日もバターを溶かし、何かを作る

皆様、おはこんばんちわ!
(あられちゃんネタです)

コーヒーというと、どういうイメージでしょう?

つばごろーの中でのコーヒーは、「挽いた豆をドリップする」だった8年前

そして、徐々に変わってきた

挽き方を変えて違う器具で淹れてみる
豆を挽く、をやってみる
豆を選ぶ、をやってみる
豆をアフターブレンドする、をやってみる

そして、最終的には
豆を焙煎する、をやってみたくなったわけ

ところで、コーヒー豆の焙煎機というのは、結構高い上に一体中身がどうなっているのか、わからない
手網では、定量性がだせそうにない
職人には憧れますが、職人技というのは好きになれません
誰でも再現できなくてはいけない

それが、サイエンスです
科学的にできるはずなんです

高いお金を払って、よくわからない装置を買うくらいなら、自分で作るという発想です

流れは
・試作機による確認
・改良
・データ採取
・各ローストレベルに対する最適条件検討

あとは、豆の水分率などが異なるものを各論的にやります
ここが一番職人技になってしまいそうで、なにか方法を考える必要がありそうです

そして、これが一号機です

photo:01



単純です
アルミで作ったシェルの中に、ステンレスで作った網かごをいれました。回転は、端っこにネジをつけて、六角レンチで手回しする
まずは考えていることが現実的なのかを見極める試作機

確認は
・どのくらいの速度で回すか
・温まるか
・豆はどのくらい入るか
・実際にヒートガンで焙煎できるか

そうです。直火ではなく、ヒートガンでやる方式です

こういうのがあるので、発想したわけです↓
HG/DB method
掲示板↓
http://coffeegeek.com/forums/coffee/homeroast/43898

画像↓
https://www.google.co.jp/search?q=hg+db+coffee+roast&hl=ja&espv=1&source=lnms&tbm=isch&sboxchip=%E7%94%BB%E5%83%8F&sa=X&ei=CVXMUa3vK8mfiAe3koBw&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=320&bih=504#biv=i%7C7%3Bd%7CmfnaxrSNSvS8RM%3A

問題は温度と均一性でした

photo:02



ヒートガンは4000円、温度計1000円、先ほどの入れ物はいろいろホームセンターで買ってきて5000円くらいです

実際にやってみたのが、こちら
photo:03



なかなかシティローストくらいにできました
・熱は十分ということ
・2箇所の測定から温度はムラなくできていること
・豆は最大200gくらい入ること
が分かった

反省点は、
・チャフ(豆のカス)が飛び出てひどく汚れる
・上から熱が逃げている

これらを改善すべく、次は弐号機を試作する話です

photo:04