トライアルを受けるときに気をつけたいこと① | カリフォルニア 会議通訳・翻訳会社 EJ EXPERT代表のブログ ザ・トランスレーター

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40歳過ぎて専業主婦からプロの同時通訳者と起業家に転身。会議通訳の仕事、翻訳や通訳スキルの習得、通訳翻訳会社の経営、独自のプロ養成コースなど、北カリフォルニアはシリコンバレーを中心に発信しています。

QAの仕事が単発で入ることがあります。

おこがましくも他の翻訳者さんを評価するわけですが、仕事である以上いやとは言ってられません。それに、他の人の翻訳を見ることはすごく勉強になりますしね。

もちろんトライアルの翻訳の時もあります。

翻訳会社から送られてくるトライアルの評価表。必ずといって良いほど審査基準として含まれているのは・・・

「翻訳者の応対の仕方」

なんです。その項目はもちろんリクルーターかコーディネーターの方が後から記入するわけですが。

最初にメールでトライアルを送ってから返信が来たのは何時間以内か、を記入するわけです。もちろんトライアルの納品が何日の何時だったか・・・なども明記されます。

コーディネーターの方たちは、翻訳の案件が入った時、登録している翻訳者の中からいち早く条件に合った人を探すのが仕事。急ぎの仕事だと、その言語ペアの翻訳者に一斉メールを送ります。クライアントからのプレッシャーもあって、一刻も早く翻訳者の返信が欲しいわけです。

メールの応対が早ければ早いほど「この人はすぐに返信をくれる翻訳者さん」と思われるのです。

もちろん、ちゃんとプロ意識を持ってやっているかどうか、メールでの言葉遣いなんかも大切だと思います。要は担当者に良い印象を残すように心がけること、です。翻訳会社との最初のメール。その瞬間からトライアルは始まっています。

気をつけたいポイント音譜

1.トライアルを受け取ったら、すぐに確認のメールを返信する。
2.その時、納期を確認する意味で「〇月〇日何時ですね」と書く。
3.翻訳会社の人は忙しいので、メールは短く簡潔に。
4.担当者の立場になって対応する。「この人と一緒に仕事がしたい」と思わせればしめたもの。


翻訳会社とのやりとりも最初は不安だったりしますが、だんだんと慣れてくるから大丈夫です。

分からないことははっきり聞けばいいし、変に緊張する必要もありません。向こうも人間です、仕事がしやすい人を採用したいと思っているはずです。

これからトライアルを受けようと思っている皆さん、お互いがんばりましょうキラキラ


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