身体の声を聞いていますか? | 田中スポーツ医学研究所のブログ

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FBJ’sファスティングカレッジより。

『【体の不調を老化のせいにしていませんか?】

体の不調を老化のせいにする人がいます。

例えば、中年になって髪が薄くなったら、「年のせいだから」といいます。場合によっては、「更年期のせいだから」と言ったりもします。顔にシミができたのも年のせいにして、「老化だから仕方がない」とか「老化にともなう自然な現象」などと言ったりします。


しかし、40代で顔に大きなシミができたのを、老化のためだからと受け入れることができるでしょうか?

甲田光雄博士は、食生活などに問題があるから、内臓の働きが低下し、実年齢よりも早く老化が進み、その結果、髪が薄くなったり、シミができたりするのだと指摘します。そして、次のような驚くべきことも口にします。

「食事に氣をつけ、健康のための正しい生活を続けていれば、90歳、100歳になっても黒い髪がふさふさしています。シミもあまりできません。老化は避けられないものですが、進行を遅らせることはできます。そして、正しい生活を実行した者だけが健康な長寿を得られるのです。」

さらに甲田光雄博士は、体の不調に気付かない人が多すぎるとおっしゃっています。

甲田博士によると、健康な体と不健康な体の決定的な違いは「異常を察知する感度」にあるといいます。飽食の時代と言われるこんにち、多くの人が食べ過ぎによって、体調の不良が隠蔽されていると、甲田博士は指摘します。食べ過ぎると、異常を察知する感度が鈍くなるので、異常の芽があっても察知することができないというのです。

「例えば、毎日夜食を取る習慣がある人は、翌朝特に異常を感じないかもしれません。ところが、試しに夜食を取るのを2~3日やめてみてください。きっと、翌朝は目覚めも良いし、体が軽く感じられるでしょう。さらにその後、元の習慣に戻って夜食をとってみてください。以前夜食を食べていたときと違って、朝起きたときに体調が悪いのを敏感に実感するはずです。」

ほんとうに健康であれば、胃腸などに少しでも負担がかかったり、ほんのわずかでも病氣の兆しがあれば、すぐに察知できます。例えば、腸に少し炎症ができただけでも氣づきます。いっぽう、食べ過ぎによって蝕まれている体は、病氣や異状の芽に鈍感になっているので、大腸のポリープがガンの塊になるまでまったく氣がつかなかったりすると、甲田博士は言います。

(長生きしたければ朝食は抜きなさい 東 茂由 著 甲田
光雄 監修より抜粋)』とのこと。

臭いものには蓋、ではいけませんね。