その強制終了かかっちゃった現実。
そこを
今は調子がちょっと悪いから出来ないだけで
たまたまなのよー！
私はもっと出来る人なのよーー！！
と主張してるうちは
まだ危ないかも・・・(￣ｰ￣;)。
こんにちは。セラピストの坂木 珠緒です。
先日、
ある日、動けなくなって仕事に行けなくなり
会社を休職中という方と
お話ししておりました。
それも、現在は
２度目の強制終了中とのこと・・・。
そこまでやってしまう時点で
普段から
頑張りすぎで
休み方が良く分からない
という傾向はあるのだと思うのですが
途中から何度か
こう突っ込ませて頂きました＾＾；
「今はブレーカー落ちて
強制終了かかって、調子悪いから
これだけしか出来ないけど
いずれ元気になったら
また、もっと出来る私に戻れる
と思ってない？？
強制終了かかったという
今の現実が単なる事実で
それが精一杯の自分だった
のではないの？？」
強制終了かかってる時って
ブレーキかかりすぎちゃって
普通なら出来ることも
出来なくなってる。
そういう部分はあるでしょう。
でも、ある程度休んで
体力・気力が戻ってきたとしても
同じ考え方で
同じやり方のままで
元の所に戻ってしまえば
また、同じ事が起きる可能性の方が
断然高いのです。
だって、そこでやっていた
そこまで自分が追い詰められていく状況は
解消されてないのだから。
・職場での責任が重すぎた
・作業量が単純に多かった
・自分を過信して、無理な事を自分に強いていた
・元々自分に向いてない所にいた
そこには
職場の構造的、体質的なものだったり
自分で人に頼めなくて抱え込んでしまったり
単純に自分の力不足だったり、合わない所だったり
元々の理由は色々あるでしょう。
でも、壊れた時の
自分にとっては
何かしら無理してて、精一杯だった。
そこは、受け入れるしかないんです。
自分の理想よりも
自分は出来ない人だったかもしれない。
でも、それがイコール
悪いことではない。
そして、実際の自分の力を
立ち位置を間違えると
普通に過ごしていても大丈夫な場所でも
苦しくなってしまう。
そこを、しっかり見つめないと。
これ以上壊れる前に
身体と心がストップをかけてくれた。
何かがおかしいと
これ以上いっちゃダメだと
守ってくれた。
今の状態は
しっかり自分に向き合う
大きなチャンスをもらった
ということなのですから。
あ、この会話は
お相手の方が
ご自分の事を受け止める
体力と気力が戻ってこられてるのを
分かった上で言っております。
本当にボロボロの時は
ともかく休んで癒すことが先ですからね。。。
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何か、この話書いてて
「ショーシャンクの空に」
を思い出しました
この映画、面白くて好きです。
刑務所にずっと入ってる人の
仮出所の審議のシーンがあるんだけど
「私はもう大丈夫です！安全な人間です！
世の中でやっていけます！」
みたいに
積極的に主張してた時は
全然、仮出所が認められなくて
最後の方で
「仮出所なんて、どっちでもいいよ。大してかわらん。」
（セリフは適当。。。）
みたいな
達観した状態になった時になって
ようやく仮出所が認められたという
シーンがあるんです。
違うんだけど
あ～、これと同じなんだよな～と。
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