2007年5月2日
朝6時半、壱岐島に着く。


対馬は竜宮城伝説があるが、壱岐は鬼ヶ島伝説がある。
猿形の岩や海水浴場等、観光地としては対馬よりポイントがある様だ。


港に猿岩を模したオブジェ

早朝、バスもないので携帯のナビに従い郷ノ浦港から歩いてみる。


途中に大きな男性器を奉った神社があった。こういう信仰や神社が各地にあるのは知っていたが、オブジェを見たのは初めてで、物珍しく参拝した。


川沿いの登り坂を徒歩30分、近辺にきたはずだが、よく判らない。
近所の人に道を尋ね、しばらく歩いていると、後から車で追いかけてきて「迷うかもしれんから乗りや」と言う。


丁重にお礼を言って、神社に上がる坂の前で降ろしてもらった。
小高い丘を上ると、壱岐の町が見渡せた。


参拝。本当に小さな神社だ。神主は不在。
今度は連絡先が社務所に書いてあったので電話してみると…
神主は出張で今博多にいると言う。
船でやって来て御朱印もいただけないとはトホホである。御朱印帳を置いておけば郵送すると言うが、後の予定も考え、諦める事にした。


初夏の日差しと、荷物が体力を奪う。
帰りはバスに乗る。
郷ノ浦のauショップで携帯充電をお願いし、食事と撮影散歩。
街にあったガイドブックを見ているうちに、博多行き以外の船がある事を知る。
開港したばかりの佐賀の唐津行きの船便らしい。


鬼ヶ島伝説を伝える案内板

来た時と出る港が違う。急遽調べたバスで印通寺港へ。13時過ぎ、壱岐島を後にした。

15時に唐津港着、佐賀県上陸。港でバスを待ち唐津駅へ。



バスを降り唐津の街を少し歩くと15時45分に駅に着く。電車に乗り込み次の目的は「與止日女神社」。

1時間半程で最寄り駅の佐賀駅着。はなわの歌などで田舎の印象があったが、駅を降りてみるとなかなか都会ではないか。



18時が迫り、もう神社へ行ける時間ではない。翌日のバス便と時刻を確かめ、さて街を見物と駅から歩いているうちに、ほどなく建物の高さは低くなり、はなわが自嘲する訳がなんとなく分かった。

…腹を満たせる店を探すが、食欲をそそるこれという店がない。
ネットカフェを見つけたので中に入ってみた。店内設備は広島以上に充実している。疲れたので一泊を決めた。
(ちなみにこのネットカフェ「サイバック」は今まで見てきたあらゆるネットカフェの中で一番レジャー設備が凄かったが、現在は市街地再開発の為取り壊されたそうである。残念だ。)

神社一ノ宮参拝54社目◆天手長男神社(壱岐国)
長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触730
御祭神:天忍穂耳命 天手力男命 天細女命