マーケティングオートメーション/CCCMを勉強中 (初級) | 椿ブログ

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久しぶりにアドテク風な話。

この記事はAdvent Calendar 2015 - VOYAGE GROUP 12/7の記事になります.

マーケティングオートメーションを勉強中で色々調べているので、簡単にまとめます。

▪️マーケティングオートメーションに興味を持った背景

なぜマーケティングオートメーションに興味を持ったかというと、

顧客獲得がゴールではなく、それからのLTVを上げるためには顧客一人一人の興味やタイミングに合わせたコミュニケーションをした方が顧客の心は動かせる可能性が高そうな事は何となくわかっていて、

でもそれを実際に運用するとなると、果てしない運用コストがかかってしまうのも簡単に想像できる。

SQLたたいて条件にあった顧客リストを出して、デザイナーにコンテンツ作成のオリエンをして、ABテストの設定をエンジニアに依頼して、配信設定を依頼し、一定期間結果を見て、結果まとめをする。っていうかその前にこの企画を通すためのまとめプレゼンをして、色んな人から色々言われて、戻されて、やっと超えたらキックオフmtgをして、嗚呼大変だ。

想像しただけでも私は絶対にやりたくない!笑 し、一緒のチームメンバーにも、労力に対する結果も不明なので、提案しにくい。。。

逆に、ユーザーの条件をポチって、ユーザージャーニーマップからユーザーシナリオ(ナーチャリング)を作り、それに沿ったコンテンツ誘導パターンを複数作り、ABテストを走らせる・・・そんなことを一人でできるようになったら、マーケターの戦力がスーパーサイヤ人級になるなと

何よりエンジニアやデザイナーにお願いしなくても一人で完結するのがかなりスピーディな点がポイント。数こなしてなんぼです。

とまぁそういう事で、マーケティングオートメーション/CCCMを勉強中 (初級)です。

今回の成し遂げたい事の条件は・・・

・ユーザー向けサービス(B向けサービスではない)
・獲得から利用促進まで
・メールやウェブ上等でコミュニケーションを行い
・「自分にぴったり!」と思ってもらえることで
・LTVを高めたい

自前で実現しようとすると果てしなく大変なので、ツールを使う事前提です。

そして、勉強しながら各社にデモをお願いしつつ、識者にヒアリング中です。

Marketo
マーケティングオートメーションが初めてならこれ。
C向けサービスでもOK、メールやweb、ソーシャルにも対応。
 
SalesforceのPardot 
marketoと機能はほぼ変わらないが、Salesforceと一体なのがポイント。
なんとなくB向けな感じ。

OracleのEloqua 
上記二つよりも機能も料金もハイスペックな感じ。

IBMのunica
もっともっと細かくやりたい人にオススメ。データ連携がすごい。

satori
和製サービス。トレジャーデータ使いの方にはオススメ。


Experian Cross-Channel Marketing Platform (CCMP)
メールマーケの老舗。

他にもありますが、思いっきりB2B向け(見込み顧客にフォーカス)のツールは検討に入れていません。

↓マーケティングオートメーションツールに関するサービス比較はこちらをどうぞ

【比較表あり】仕事は早く!正確に! マーケティングオートメーション20選!!
http://boxil.jp/magazine/auto_marketing/


そして、BtoC向けマーケティングオートメーションを検討される方にオススメなのがこちらの本。私のリスペクトする「アドテクの父」にこちらの本をオススメされました。
BtoC向けマーケティングオートメーション CCCM入門 (NextPublishing)/インプレスR&D
¥2,592
Amazon.co.jp
C向けサービスのマーケを担当している方は、必ず直面しているであろう「LTVもっと上げたい問題」。

データを使ってクロスチャネルでアプローチのような話が簡単にまとまっています。
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これね、言うは易しですが、殆どのサービスが、なかなかできていないと思う。

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これもね、絵にかくとそれっぽいし、その通りなのですが、ちゃんとインプリできている所は激レアすぎると思います。

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最後に、ツールを調べてデモを見てわかった大事な事。

CCCMもマーケティングオートメーションも、ツール自体は頭脳をもっておらず、何もしてくれません。もう少し進んでいるのかと思っていました。

データを放り込めば、自動でシナリオパターンを複数作ってくれて、自動で訴求内容のABテストを複数作ってくれて、ターゲットやタイミングも自動生成してくれて、そして自動で走らせてくれる。。

そんなことはしてくれません。
人間の頭で考えるのです。だから、それを考えられる人がいないと、ツールを導入しても意味ないです。

正直、このツールを使いこなすのは小難しいです。しかも結構権限持って根こそぎ移管が必要。その決裁権持つ人は、なかなか理解できなそう。だから日本ではまだ大ヒットはしないのでしょう。

一部の優秀な実践マーケターのための、戦闘力が100倍UPする武器
にすぎません。

幸い、私たちのチームには、この武器を使いこなす優秀な実践マーケターがいるので、導入する価値ありなのです。

実践バリバリマーケターは、こんな武器を手に入れたらワクワクしちゃいますねニヤリ

なので、マーケティングオートメーションの導入を考えている経営者は、まずは武器を使いこなせる(手を動かせる)マーケターの育成から考える必要があると思います。

サービスによって、導入コンサルの手厚さも差があるようなので、導入時に育てあげるという視点で見ても良いかもですね。

まずは導入前調査まとめでした。

セキュリティの話など諸々、これから山ほど壁にぶつかるかもしれませんがグラサン 

晴れて導入し、使いこなせるようになったら、またご紹介できればいいなと思いますニコ

この記事はAdvent Calendar 2015 - VOYAGE GROUP 12/7の記事になります.