2011年ネット業界予測 (広告編) | 椿ブログ

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今年もやってみようと思います、2011年業界予測。

予測を書くと、考える事で頭が整理され、フィードバックを頂け、それにより進化する。是非とも予測についてのご意見下さい!

■広告編

1、広告×テク

「アドテク時代」がやっと導入期に入る。

メディアはさらに属性データを提供し始め、ターゲティングメールならぬターゲティングweb広告が増える。

まずは広告主にとってわかりやすい属性ターゲティングとリタゲから。メール広告のようにして販売される。

looklikeモデルはブラックボックスで分かりにくいので、結局、証明・説明コストがかかり、そこまで大きくならないだろう。アトリビューションも然りで、超大手で少しテストするに留まるだろう。

RTBも日本では浸透はしない。リアルタイムでビッドするほど在庫は無いし、そんなに複雑にしても
負荷がかかるだけで誰も得しない。形を変えてもっとシンプルな形で導入されていく。

メール広告プレイヤーが増えたように、この1年でメディア出身者が独立してデータ+セグメンテーションを軸にしたプレイヤーが増える。

詳細はアドテクコラムにて!(たぶん)

2、広告×ソーシャル

今のところこのエリアを分けると、内容解析、トラッキング、運用代行、コミュニケーション設計、集客代行の5つ。(ちょっとMeceじゃないけど)

Facebookやtwitterは日本であと1年は使われるだろうから、「運用代行」周りのどうやって始めるかのハウツー代理で1年は稼げるかもしれない。特にファンページなんかはホームページ制作代理時代を彷彿させる。プレイヤーは一気に増える。

来年のスタートアップスマッシュヒットを出せるかはソーシャルの波にいかに乗りきれるかが肝なのは周知。彼らの本業をスピードアップするようなサービス、つまりソーシャルと共存してSAPに大きなメリットのあるようなサービスが増える。リワードが思いつくけど、そこまでダイレクトではなく、プラットフォームになるようなサービスが出てくる。

内容解析、トラッキングはもっと進化する。ソーシャルグラフを軸にしたプロモーションが増えるはずなので、一か八かの賭けプロモーションを避けるべく、スコアリングや諸々のソーシャルグラフ見える化が進んでいく。より確実路線のソーシャルアドが繰り広げられる。

3、広告×モバイル

さらにスマホ時代へ。そしてさらにグローバル化する。(現状)どの国に行ってもスマホが全面に出ていて数も増えている。3年はスマホ導入期になる。

グローバル化というのは、国や地域に応じて適切な言語、コンテンツや広告が表示されるという事。SAPは他言語対応は勿論の事、広告はボーダーレスな自動切り替えが標準になる。アドネットワークが増えて、アドネットワークとの連携が増えて、更には高い広告が表示される最適化がPCよりも進化する。
日本では英語を始め他言語対応出来る人材が少ないので、国際対応の代理事業も増えるだろう。

以上、延長線上の話が多く、とんでもない事を予測している訳ではありませんが、2010年に出てきたあらゆる変化の中からどこが生き残りどこが飛び抜けるのかという視点で書きました。

iPhoneの狭い画面で書いているので、ちゃんと全体を確認出来ずにUPしちゃいますが。。

続いて、EC、課金周りを予測したいと思います。

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