小島です、
今日のテーマは『集団テロで溺死』した
100匹のコイの物語です。
30年前の夏、横浜のいたち川で100匹もの
コイが突然死しました。
原因は人間の無差別テロです。
良好な水質である、いたち川に、人間が
界面活性剤を流し込んだのです。
川を泳いでいたコイからすると、
『地下鉄サリン事件』と同じです。
界面活性剤とな何か？
洗剤などに入っている成分です。
水と油を仲良くして、キレイに洗ってくれる
ヒーローです。
水と油を仲良く？
水と油は、口をきかない夫婦くらい
仲の悪い、史上最悪の相性です。
この不仲を仲良くすると言うのは
ミラクルではないでしょうか。
ガラス瓶に水と油をいれて
シェイクしてみてください。
時間が経ったら分離します。
仲の悪い夫婦でも、ちょっとしたきっかけ
や声掛けで、一瞬仲良くなることもあります。
しかし、油と水は
どうやっても仲良くなれないんです。
そんな最強不仲を仲良くさせる能力をもつ
『界面活性剤』
これだけ聞くとスゴイないですか？
脂汚れと泥汚れを両方落としてくれる
子育てママのヒーローです。
でも、これがとてつもなく
恐ろしい物体なんです。
アトピーや花粉症など
現代病と言われる原因不明の病気を
隠れてこっそり呼び出します。
この『界面活性剤』は
どこに使われているかと言うと…
洗濯洗剤
台所の洗剤
シャンプー
リンス
ボディソープ
石鹸
乳液
化粧水
口紅
私たちが当たり前に使っている
生活用品の中に潜んでいます。
脂ぎって、汗と砂だらけの頭皮の汚れを
落としてくれるのは、彼の存在です。
いつもセンキュー！
と言いたいのですが、じっくり考えて下さい。
私たちの体は、お風呂に長時間つかっても
水を吸い込むことはありません。
これは皮膚表面の脂、皮脂膜さんが
バリアをはって水をはじいてくれて
いるからです。
皮脂膜さんのおかげで、
体は水を吸い込まずに
ゆっくり安心してお風呂に入ることが
できるのです。
で、さきほどの界面活性剤。
脂と水を仲良くしてくれます。
つまり、私たちの大切なバリアである
皮脂膜さんをぶっこわして、
水をなじませてくれるのです。
水がなじむと、汚れがしっかりと
落ちますので、ありがたいのですが。
バリアがなくなり水がなじんだ状態だと
シャンプー、リンス、などに含まれる
恐ろしい化学薬品達もヒョイヒョイと
侵入しやすくなってしますのです。
パソコンで言えば
ウイルスバスターをOFF
にしている状態です。
シャンプーにどんな
凶悪犯罪者が潜んでいるかと言うと
●安息香酸
毒性が強く、一定量以上を動物に与えると
死んでしまう。DNAの修復異常をひきおこす。
●エデト酸塩
体内のカルシウムを奪い
骨粗鬆症の原因とされています。
●パラベン
肝臓に恐ろしいダメージを与えます。
ガンの進行促進。
今すぐダッシュでお風呂場に行って
シャンプーボトルの裏を見てみてください
「このシャンプー髪にツヤが出て
すごい良い香りがするの？」
と、はしゃいでる場合ではありません。
これを続けるとどうなるか？
アトピー、花粉症、ぜんそくなどの
「アレルギー」と言われている現代病を
引き起こします。
よく眠れない
疲れが取れない
シミ・しわが増えた
ということにも関係しています。
「界面活性剤」のおよぼす人体へのリスクが
2009年に大阪府立公衆衛生研究所より
発表されています。
「んじゃ、どうやって洗えばいいの？」
と思われたのでないでしょうか？
これは難しい問題です。
いきなりシャンプーや石鹸を
使わないというのは難しいと思います。
私は、以下のアプローチをとりました。
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ステップ①
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合成界面活性剤が入っているか
表示成分を確認する
１：ラウレス硫酸
２：ラウリン酸
３：スルフォン酸
４：ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
５：パレス-3
その他
ステアリン酸グリセル
アルキルエーテル硫酸ナトリウム
キシレンスルホン酸アンモニウム
ラウリル硫酸アンモニウム
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ステップ②
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上記の成分が入っている物は
今すぐにゴミ箱に捨てる。
もったいなければ
とりあえず全部使う。
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ステップ③
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ステップ2で紹介した成分が入っていない
洗剤類を購入する。
長い目で見てガン、慢性疲労、糖尿病
短い目で見てアトピー、花粉症、シミ、しわ
などの問題があります。
上記の成分がはいっているというだけで
今すぐ何か起こるとは断言できませんが
アレルギーなどは、こういう毒物が
ちょっとずつ体に蓄積して、
ある一定の限界点を突破した時点で起こると
言われています。
私も以前はいいにおいのするシャンプーを
使っていました。
その時は
「このシャンプーっていい香りやなぁ」
と思っていたのですが
今は、あまりのニオイのきつさに
息ができなくなり、
頭皮がヒリヒリと突っ張り
問題が大きいすぎて使わなくなりました。
温泉や銭湯に行っても
置いてある洗剤は使いません。
湯で流すだけです。
人の適応能力はとても優れています。
何にでもスグに慣れてしまいます
しかし、この慣れこそが重大な問題を
ひき起こすことがあるのです。
今日も読んでくれて
ありがとうございます。
小島
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