日本神話 深~い お話 十五番 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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日本神話 深~い お話 十五番



日本の神話 続きです・・・



さあ~ 

踊りが始まります・・・



天宇受賣命(あめのうずめのみこと)

(注:芸能の女神で、
日本最古の踊り子だとされます)

岩戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、



(桶を伏せては、心を空っぽにし、雑念を捨てて

という意味が含まれています)



神憑(かみがか)り して胸をさらけ出し、

裳の紐を ほと までおし下げて踊られたのです



すると、どうです・・・



高天原が鳴り轟くように

八百万(やおよろず)の神々
一斉に笑ったのです



これを聞いた天照大神は、

訝(あや)しんで天岩戸の扉を少し開け、

「自分が岩戸に篭(こも)って闇になっているのに、

何故、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)は

楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのですか」

と問われたのです

天宇受賣命(あめのうずめのみこと)が

「貴方様より貴い神が表れたので、喜んでいるのです」

というと、

天児屋命(あめのこやねのみこと)と

太玉命(ふとだまのみこと)が

天照大神に、を差し出しました



鏡に写る自分の姿をその貴い神だと思われたのです

天照大神 ご自身のお姿なのですよ・・・



天照大神が、その姿をもっとよくみようと

岩戸をさらに開けられますと、

隠れていた

天手力雄神(あめのぢからおのかみ)が

その御手を取って岩戸の外へ

お出まし願ったのです



すぐに太玉命(ふとだまのみこと)が

注連縄(しめなわ)を

岩戸の入口に張りました

「もうこれより中に入らないで下さい」

と申し上げました



(注:注連縄(しめなわ)は、
神道における神祭具で、

糸の字の象形を成す
紙垂(しで)をつけた縄のことです

これが、注連縄(しめなわ)の
起源とされています)




そうなのです 神社の注連縄(しめなわ)は、

この出来事から始まったのです



こうして天照大神が岩戸の外に出て来られますと、

高天原も、

葦原中国も明るくなったのです



天照大神御光が無ければ、

地上の幸福は一切存在しないのです



続きは、明日でございます

とらんくすや。親父でございました