日本神話 深~い お話 十六番 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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何卒、ご了解の程お願い申し上げます

日本神話 深~い お話 十六番



日本の神話 続きです・・・



八百万の神々は、ご相談をして、

建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)に

罪と汚れを除く為に

千位置戸(ちくらおきど)を負わせたのです

(沢山の持っている財宝品物を
出させたと言うことですかね)

更に、髭を切り、爪を切るような体罰を与えられ

高天原(たかあまはら)より追放となったのです



建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)は、

高天原(たかあまはら)より追われた後



出雲の国 肥河上(ひのかわかみ)、

名は鳥髪(とりがみ)の地(ところ)に
降(くだ)りましき



地上の出雲の国とある村に降りたたれたのです

河に箸が流れて来たのを見つけられ

河上にきっと人が棲んでいるに違いないと

河上に進まれました



そうすると、

老夫婦が、美しい娘を挟んで泣いていたのです



建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)は、

「何故 泣いているのか」

と、問われました



そのご夫婦は、涙ながらに、語りました



そのご夫婦は
大山津見神(おおやまつみのかみ)の子の

足名椎命(あしなずちのみこと)と

手名椎命(てなずちのみこと)であります



娘は櫛名田比売(くしなだひめ)といわれ

ご夫婦の娘は八人おられましたが

年に一度、
高志から八俣遠呂智(やまたのおろち)という

八つの頭と八本の尾を持った巨大な怪物がやって来て

娘を食べてしまうのです

今年も八俣遠呂智(やまたのおろち)

来る時期が近付いたため,

最後に残った末娘の櫛名田比売(くしなだひめ)

食べられてしまうと泣いていたのでした



建速須佐之男命は、

八俣遠呂智(やまたのおろち)とは、

どの様なものなのだ」

 と、問われました

ご夫婦は

「目は、真っ赤なほうずきの様で、

身体は、一つだが、八つの頭と、八つの尾があり、

身体には、苔や、ひのき杉までも生えています

その長さは、八つの谷、八つの尾根を越えるほどの

大きさなのです

そして腹には、何時も、血が滴っているのです」

と、申し上げました



このあと、八俣遠呂智(やまたのおろち)退治が

始まります



続きは、明日でございます

とらんくすや。親父でございました