日本神話 深~い お話 九番 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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日本神話 深~い お話 九番



日本の神話 続きです・・・



伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、

黄泉(よみ)の国から帰られました

★黄泉(よみ)帰る ⇒蘇(よみがえ)る 

の言葉の語源となっています



そして、このように、おっしゃいました

「私は、とても汚く穢(けが)れた
醜(みにく)い国へ

行ってしまったので、

みそぎ(禊ぎ)をしなければならない」

そこで、

竺紫(つくし)の日向(ひむか)の、

橘(たちばな)の小門(をど)の

阿波岐原(あはきはら)にて

禊(みそぎ)をされました



注:竺紫(つくし)⇒

尽くす 尽十方(じんじっぽう)

⇒十方の全ての世界

注:ひむか⇒日に向かう

注:竺紫(つくし)の日向(ひむか)

⇒四方八方から日が照り輝くの意



禊(みそぎ)の前に、
身に付けておられたものから

十二柱の神が生まれました



衝立船戸神
(つきたつふなとのかみ、杖から生まれる)

道之長乳歯神
(みちのながちはのかみ、帯から生まれる)

時量師神
ときはかしのかみ、袋から生まれる)

和豆良比能宇斯能神
(わづらひのうしのかみ、衣から生まれる)

道俣神
(みちまたのかみ、袴から生まれる)

飽咋之宇斯能神
(あきぐひのうしのかみ、冠から生まれる)

奥疎神
(おきざかるのかみ、左手の腕輪から生まれる)

奥津那芸佐毘古神
(おくつなぎさびこのかみ、同上)

奥津甲斐弁羅神
(おきつかひべらのかみ、同上)

辺疎神
(へざかるのかみ、右手の腕輪から生まれる)

辺津那芸佐毘古神
(へつなぎさびこのかみ、同上)

辺津甲斐弁羅神
(へつかひべらのかみ、同上)



四方八方、尽十方(じんじっぽう)
に満ちておられる

伊邪那岐神(いざなぎのかみ)が、

禊(みそ)ぎ祓(はら)いを

なされることは、
水の浄化力で、国中及び宇宙全体が

洗い清められることとなるのです

闇が消えて、夜が明けることとなるのです



続きは、明日でございます

とらんくすや。親父でございました