日本神話 深~い お話 十番 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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日本神話 深~い お話 十番

日本の神話 続きです・・・



そして、更に、神が生まれました



「上流は流れが速い。下流は流れが弱い」といって、

最初に中流に潜って身を清めたとき、
二神が生まれました

この二神は黄泉の穢(けが)れから生まれた神です

八十禍津日神(やそまがつひのかみ)

大禍津日神(おほまがつひのかみ)



次に、その禍(まが)を直そうとする

三柱の神が生まれます

神直毘神(かむなおびのかみ)

大直毘神(おほなおびのかみ)

伊豆能売(いづのめ)



水の底で身を清めると二神が生まれました

底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)

底筒之男神(そこつつのをのかみ)



水の中程で身を清めると二神が生まれました

中津綿津見神(なかつわたつみのかみ)

中筒之男神(なかつつのをのかみ)



水の表面で身を清めると二神が生まれました

上津綿津見神(うはつわたつみのかみ)

上筒之男神(うはつつのをのかみ)



そして、登場です



左の目を洗うと
天照大御神(あまてらすおほみかみ)が

生まれました

太陽を神格化した神であり、

皇室の祖神(皇祖神)の一柱とされます

信仰の対象、土地の祭神とされる場所は

伊勢神宮が特に有名です



右の目を洗うと

月読命(つくよみのみこと)が生まれました

夜を統べる月の神 



鼻を洗うと

建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)が

生まれました 海原の神



伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、

最後に三柱の貴い子を得たと喜ばれました



注:三貴子(みはしらのうずのみこ)は、

伊邪那岐神(いざなぎのかみ)が、

自身が生んだ諸神の中で、

最も貴(とうと)いとしたところからの由来です



天照大御神に首飾りの玉の緒を渡して
高天原を委任されます,
その首飾りの玉を

御倉板挙之神(みくらたなののかみ)といいます



月読命には夜の食国(をすくに)を、委任されます

建速須佐之男命には海原を委任されます

 太古は、殆どが海だった為、

地球全体を意味します



この時以来、

雲が空を覆う日も、地上に雨が降る日も、

天照大御神(あまてらすおほみかみ)は、

一度も陰ることなく、輝き続けておられるのです

地上の全ての物の命を育てられている神なのです



月読命(つくよみのみこと)も、地上から見ると

欠けて、見えますが、しかし、

ほんとうは、丸く輝いているのです

一度も休むことなく、夜の世界を、

輝かしていらっしゃるのです

潮の干満にも、力を発揮されているのです



続きは、明日でございます

とらんくすや。親父でございました