日本神話 深~い お話 七番 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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『とらんくすや。』の親父の毎日を日記に更新していますので、皆様の浅草観光のお役に立てれば是幸いです
今回 ペタ いいね!が受け付けられない事態になりました
お客様の接客を最重要視していかねばなりません
何卒、ご了解の程お願い申し上げます

日本の神話 続きです・・・

伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、

伊邪那美神(いざなみのかみ)

取り戻そうと黄泉國(よみのくに)へ出かけます




黄泉國(よみのくに)とは、
死者の世界の事です




葦原中国(あしはらのなかつくに)とは、

伊邪那岐神(いざなぎのかみ)

伊邪那美神(いざなみのかみ)

が、作った地上世界の事です

そこから繋がっている黄泉路があり、

黄泉比良坂(よもつひらさか)があり、
この道を通り、

根の堅州国(ねのかたすくに:悪霊邪鬼の根源)に

入られました 出迎えた

伊邪那美神(いざなみのかみ)に、

伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、

「いとしい我が妻の命(みこと)よ、
あなたと作っている国は

まだ、作り終えていない、さあ、帰ろう」
と言われました

「何故、早く来て下さらなかったのですか、

私は、黄泉の国のかまどで炊いたものを
食べてしまったので、

もう帰れないのです」と、

伊邪那美神(いざなみのかみ)

「せっかく来て下さったので、
出来れば、現(うつ)し世(よ)に

帰りたい、ですから、
黄泉(よみ)の国の神と相談します

決して、その間、私を見てはなりませぬぞ」と

伊邪那美神(いざなみのかみ)
部屋に入ってしまいました




待てども、待てども、出てこられないのです




伊邪那岐神(いざなぎのかみ)は、

とうとう、待ちかねて、

左の髪を束ねたところに、刺さっていた

櫛(神秘な力を持つ奇(くし)み
霊の意味が込められている)の、

端の太いものを一本折り、
それに火を灯し、中へ入ったのです

・・・・・・

大変です・・・・・

伊邪那美神(いざなみのかみ)の体には、

蛆(うじ)がたかっていたのです

しかも、頭、胸、腹、など体中に、
八つの雷がいたのです

★汚濁(おだく)にまみれた物質世界の象徴です




伊邪那岐神(いざなぎのかみ)

吃驚して、逃げ出したのです




太古の時代

雷(かみなり)は、地下の死後の世界に通じる

洞窟の入り口に住んでいると信じられていました





とらんくすや。親父でございました




すぐ 続きます 八番へ~・・・