日本神話 深~い お話 六番 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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日本の神話 続きです・・・



伊邪那岐神(いざなぎのかみ)が、

伊邪那美神(いざなみのかみ)の死に、涕泣(ていきゅう)して

涙し、其の涙から、神が生まれます



泣沢女神(なきさわめのかみ)

伊邪那美神(いざなみのかみ)の遺体にすがって泣いた

伊邪那岐神(いざなぎのかみ)の涙から化生した女神です

泉の湧き水の精霊神とされます

神名の「ナキ」は「泣き」で、「サワ」は泣く様子の形容です

「メ」とあるので女神のことです



火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)は、

火の神であったために、

出産時に伊邪那美神の大事な処に火傷ができ、

これがもとで伊邪那美神(いざなみのかみ)

死んでしまうのです

怒った伊邪那岐神(いざなぎのかみ)

十拳剣(とつかのつるぎ)「天之尾羽張(あめのおはばり)」

で殺されてしまうのです  

とお話しましたが・・・・



この剣(つるぎ)に付着した血からまた神々が生まれるのです



石折神(いはさくのかみ)根折神(ねさくのかみ)

二柱の神が生まれます

 意味は、岩根さえも裂く剣の威力という意味です



石筒之男神(いはつつのをのかみ)

剣を鍛える槌 の意味です

以上、三柱の神は、十拳剣の先端からの

血が岩石に落ちて生成された神々です



甕速日神(みかはやひのかみ)

火の神

樋速日神(ひはやひのかみ)

速い火の神

建御雷之男神(たけみかづちのをのかみ)

別名は、建布都神(たけふつのかみ)

豊布都神(とよふつのかみ)



雷神 で、剣の神とされます

相撲の元祖とされる神です



以上、三柱の神は

十拳剣(とつかのつるぎ)の刀身の根本からの

血が岩石に落ちて生成された神々です



闇淤加美神(くらおかみのかみ)

水の神です

闇御津羽神(くらみつはのかみ)

峡谷の出始めの水を司る神



以上、二柱の神は十拳剣の柄からの

血より生成された神々です





また、殺された

火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)の

体からも神々が生まれました



正鹿山津見神(まさかやまつみのかみ)頭から生まれます

マサカは真坂で山のけわしいこと、ツミは住む



淤縢山津見神(おどやまつみのかみ)胸から生まれます

オド=尾処で山の中腹を表す



奥山津見神(おくやまつみのかみ)腹から生まれます

奥は奥山・深山を表す



闇山津見神(くらやまつみのかみ)性器から生まれます

クラは谷間を表す



志藝山津見神(しぎやまつみのかみ)左手から生まれます

シギは木々が茂る様を表す



羽山津見神(はやまつみのかみ)右手から生まれます

ハ=端で奥山に対する端山を表す



原山津見神(はらやまつみのかみ)左足から生まれます

原は平でを開けた土地を表す



戸山津見神(とやまつみのかみ)右足から生まれます

戸=門・外の意味で端山を表す



天照大御神(あまてらすおほみかみ)まで

もう少し掛かります



続きは、明日です

とらんくすや。親父でございました