日本の神話 続きです・・・
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)男神
伊邪那美神(いざなみのかみ)女神
の 二柱が更にお生みになった神様
神産みの続きで有ります
次にお生まれになった神は、
鳥之石楠船神(とりのいはくすぶねのかみ)
別名は天鳥船(あめのとりふね)といわれる
「鳥」は、船が進む様子を、鳥が飛ぶ様であるとか、
水鳥が水に浮かんで進む様にとかと言われる
「石」は船が堅固であることの意で、
「楠」は、船は腐食しにくい楠の材で作られています
船の神、運輸・交通の神です
大宜都比売神(おほげつひめのかみ)
名前の「オオ」は「多」の意味、
「ケ」は食物の意で、穀物や食物の神であります
火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)
別名は火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)
別名は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)
火の神であったために、
出産時に伊邪那美神の大事な処に火傷ができ、
これがもとで伊邪那美神(いざなみのかみ)は
死んでしまうのです
怒った伊邪那岐神(いざなぎのかみ)に
十拳剣(とつかのつるぎ)
「天之尾羽張(あめのおはばり)」
で殺されてしまうのです
★十束剣(とつかのつるぎ)とは、長い剣のことです
★天之尾羽張(あめのおはばり)とは、
十束剣(とつかのつるぎ)の剣名 で
神の名が付いています
⇒天之尾羽張神(あめのおはばりのかみ)です
そして、病に苦しむ伊邪那美神(いざなみのかみ)から
神が生まれます
金山毘古神(かなやまびこのかみ)男神
伊邪那美神の吐瀉物から生まれる)
金山毘売神(かなやまびめのかみ)女神
伊邪那美神の吐瀉物から生まれる)
以上の一対二柱は
鉱山の神です 「金山」(かなやま、鉱山)を司る神
波邇夜須毘古神(はにやすびこのかみ)男神
伊邪那美神の大便から生まれる)
波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ)女神
伊邪那美神の大便から生まれる)
以上一対二柱は、土の神
「ハニ」(埴)とは粘土のこと、
「ハニヤス」は土をねって柔かくすること
彌都波能売神(みつはのめのかみ)
伊邪那美神の尿から生まれる)
日本における代表的な水の神(水神)
和久産巣日神(わくむすひのかみ)
伊邪那美神の尿から生まれる)
「ムスビ」(産霊)は、生成の意味であり、
穀物の生育を司る神
この、和久産巣日神には
以下の一柱の子がおられます
豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)
食物・穀物を司る女神
注:豊受大神宮(伊勢神宮外宮)に
奉祀される豊受大神として知られています
伊邪那岐神(いざなぎのかみ)が、
伊邪那美神(いざなみのかみ)の死に、
涕泣(ていきゅう)して
涙し、其の涙から、神が生まれます
明日に 続きます
とらんくすや。親父でございました