日本神話 深~い お話 五番 | ~浅草『とらんくすや。』の浅草徒然日記~

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『とらんくすや。』の親父の毎日を日記に更新していますので、皆様の浅草観光のお役に立てれば是幸いです
今回 ペタ いいね!が受け付けられない事態になりました
お客様の接客を最重要視していかねばなりません
何卒、ご了解の程お願い申し上げます

日本の神話 続きです・・・



伊邪那岐神(いざなぎのかみ)男神

伊邪那美神(いざなみのかみ)女神
の 二柱が更にお生みになった神様



神産みの続きで有ります



次にお生まれになった神は、



鳥之石楠船神(とりのいはくすぶねのかみ

別名は天鳥船(あめのとりふね)といわれる



「鳥」は、船が進む様子を、鳥が飛ぶ様であるとか、

水鳥が水に浮かんで進む様にとかと言われる

「石」は船が堅固であることの意で、

「楠」は、船は腐食しにくい楠の材で作られています

船の神、運輸・交通の神です



大宜都比売神(おほげつひめのかみ)

名前の「オオ」は「多」の意味、

「ケ」は食物の意で、穀物や食物の神であります



火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)

別名は火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)

別名は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)



火の神であったために、

出産時に伊邪那美神の大事な処に火傷ができ、

これがもとで伊邪那美神(いざなみのかみ)

死んでしまうのです

怒った伊邪那岐神(いざなぎのかみ)

十拳剣(とつかのつるぎ)

「天之尾羽張(あめのおはばり)」

で殺されてしまうのです



★十束剣(とつかのつるぎ)とは、長い剣のことです

天之尾羽張(あめのおはばり)とは、

 十束剣(とつかのつるぎ)の剣名 で

 神の名が付いています

天之尾羽張神(あめのおはばりのかみ)です



そして、病に苦しむ伊邪那美神(いざなみのかみ)から

神が生まれます



金山毘古神(かなやまびこのかみ)男神

伊邪那美神の吐瀉物から生まれる)

金山毘売神(かなやまびめのかみ)女神

伊邪那美神の吐瀉物から生まれる)



以上の一対二柱は

鉱山の神です 「金山」(かなやま、鉱山)を司る神



波邇夜須毘古神(はにやすびこのかみ)男神

伊邪那美神の大便から生まれる)

波邇夜須毘売神(はにやすびめのかみ)女神
伊邪那美神の大便から生まれる)



以上一対二柱は、土の神

「ハニ」(埴)とは粘土のこと、

「ハニヤス」は土をねって柔かくすること



彌都波能売神(みつはのめのかみ)

伊邪那美神の尿から生まれる)



日本における代表的な水の神(水神)



和久産巣日神(わくむすひのかみ)

伊邪那美神の尿から生まれる)



「ムスビ」(産霊)は、生成の意味であり、
穀物の生育を司る神



この、和久産巣日神には

以下の一柱の子がおられます


豊宇気毘売神(とようけびめのかみ)

食物・穀物を司る女神

注:豊受大神宮(伊勢神宮外宮)に

奉祀される豊受大神として知られています



伊邪那岐神(いざなぎのかみ)が、

伊邪那美神(いざなみのかみ)の死に、
涕泣(ていきゅう)して

涙し、其の涙から、神が生まれます



明日に 続きます

とらんくすや。親父でございました