(No.ym-003)
「ヨシノとミコト(ヨシノ編)」は、今まで当ブログで掲載してきた4コママンガ「カナエとムジャ子」の過去の物語です。
記事の方では、制作の舞台裏みたいなこととか、普通の雑談とかを記していく(つまり、方針未定)つもりです。
今回の一コマ目で「きゃらめる」が出てきますが、プロットの段階では「コンペイトウ」でした。
絵的にはコンペイトウの方が見栄えがいいのです。
問題は考証でした。
コンペイトウは江戸時代にはありましたし、キャラメルも明治には日本にありました。
あとはどちらの方がリアルか?ってことでした。
コンペイトウは製造に時間が掛かる高級品らしい・・・とのことでした。
物資の乏しい時代ですので、ここで出すのは違和感があるのではないかと考えました。
一方、キャラメルは戦時中に兵士への慰問袋に収容される品物でしたから比較的入手性は高かっただろうなと判断しました。
気になりつつも、わからなかったのが当時のキャラメルの形です。
パッケージが四角い箱(紙の箱かブリキの箱)ですので立方体だろうなと、決定的な資料が見つからないまま描きました。
ちなみに僕にとってキャラメルの定番は「グリコ(おまけ付き)」です。
僕が子供の時はグリコは立方体でしたが、今はハート型なのですね。
調べたところ、立方体だった時期は1953年~1987年の間だったそうで、ずっとむかしもハート型だったそうです。
アラサー、アラフォーにとっては、グリコといえば「立方体」だと思いますけどね(微笑)。
今回のマンガに登場させたキャラメルは作中で明記はできませんが「森永ミルクキャラメル」をイメージしています。
<伏線>
これは、過去(2015年3月)に掲載した「カナエとムジャ子」からの一本です。
覚えている方はいらっしゃいますか?、今回の作とセットで見ると印象が変わるのではないかと思います。
当時の記事は→こちら
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