対決の号砲【カナエとムジャ子】 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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トリュフ・ラボ-アクマで4コマ--対決の号砲

(No.ex-120)

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4コママンガ「カナエとムジャ子」は、続き物の「レイジとアリサ編」を
お送りしています。今回は3回目です。

このお話の始めは→こちらから ・・・どうか見てやってください m(_ _)m


一コマ目でレイジが描いていたのは絵の練習でした。
これは4年くらい前に僕が実際にやっていた方法です。
我流であることと、また後述する理由のためあまりオススメすべきではないと思っていますが

「練習の成果」は感じられます。効能としてはマンガなどの下描きや絵コンテの作業ペースが

上がることと、多少なりともバランスの取れた人体が描けるようになる(かもしれない)ことかな?


話のネタとして方法を紹介しますね。
美術大学や美大予備校で行われるという30秒クロッキーの超劣化版?(笑)です。
本物の30秒クロッキーは本物の人物をモデルにして、大きなクロッキー用紙に
30秒以内で1ポーズを描く・・・それを嫌になるほど繰り返すというものだそうです。
(ちなみに僕は経験したことはありません)


モデルの代わりにしたのは、よく売っているポーズ集でした。


トリュフ・ラボ-アクマで4コマ--ポーズ集

用紙はB5の白地ノートで、30秒とは言わず「極力速く描く」としました。
(最初は一体2分くらい、最終的には45秒程度で描いてました)
もう「大丈夫かいな?」と怪しむべき自己アレンジですよね(^^;)。

(紙が勿体ないので、のちに黒、赤、青で重ね描きするようになりました)


トリュフ・ラボ-アクマで4コマ--絵の練習

当時、CGを仕事にしていたのですが体調を著しく損なってしまいました。
(今もポンコツ状態ですけどね(^^;))
そんな状態で雇われクリエーターを続けていくための、せめてもの取り組みがこの練習でした。

トータルで2000体くらいは描いたんですよ。しかし、こんな練習をした判断も怪しいですし、

技量も画力で勝負ができるレベルに達しませんでした。
そもそも、そういう能力を会社側が求めていなかったようです。
まったく力が及ばず、戦力外通知を頂くこととなりました。
これが「オススメするべきではない」と思っているもう一つの理由です。


やれやれ・・・古傷をえぐる記事を挙げてしまいましたなぁ・・・。
今だに、たまに脳の一部がもっていかれるような感触の苦しい思い出ですが、
放置できるようにならないといけません。そうしないと僕は幸せになれない(笑)
ただし、こういう経験で世の中のことを知ることが出来ました。
それがせめてもの収穫でしょうか・・・。


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