藤枝より帰宅。
2-0の勝利。
初戦に比べるとやや怖さというものも感じながら現地に向かったが、結果的には危なげない勝利にホッとしている。
1週間前の試合と同じくリードして前半を折り返し、後半の戦い方という課題に向き合うことになった中で、どう評価すべきか難しい内容だった。
しかし、長い帰路の途中で冷静に振り返りながら、前向きに評価することにした。
得点を取りに前に出てくる相手を老獪に交わしながら、その隙をついて仕留めるという戦い方までは至らなかったが、リードした余裕の中で無理をせずにバランスの良い戦い方が出来たという面では改善はあったと思っている。
何より長野サイドからみた時、何もさせてもらえなかったと思わせる試合だったのではなかろうか。
もちろん後半は長野側に退場者も出た中で追加点が奪えなかったのは大いに反省すべきで、多くの決定機を迎えながら個の技術的ミスが多かったのも確か。
しかしそれは戦術的未熟さや試合運びの拙さとは切り離し、選手個々の成長にゆだねる部分が大きく、ミスを切り取って"たられば"を言ってもしかたがない。
日々の練習において量、質、工夫を積み重ね、試合へ向けてコンディションを整えていくしかない。
この試合は相手の良さ、特徴を出させなかったということを収穫としよう。
これで1ヵ月の中断に入る。
誤解を恐れずに言うならば、登って当然のところまでは着実に進んだ。
相手も仙台に決まり、いよいよ挑戦するステージだ。
もちろん良い準備をすることは重要だが、1ヵ月の間隔が空いての一発勝負、闘争心を掻き立てて、試合終了まで歯を食いしばり切る覚悟を持って臨みたい。
以上。