娘がいなくなってもうすぐ半年になろうとしています。

生きている娘に会ったのは、9月の息子の結婚式に出席するための帰省のとき。

最後の誕生日も家でお祝いしたね。
彩香と母と私の3人で家で食事をしていました。なんとなく自分の運命を感じていたのかな?「彩香はお酒飲んで死ぬんだったら、それはもう本望です。悔いはありません」って言いました。
次の日、滅多に甘える事をしなかったあの子は私の膝枕であの子はくつろぎました。
なんか不思議な気持ちでした。


そして、12月22日、
職場の仲良し3人で忘年会をして楽しくお酒飲んで、お空に旅立ちました。

有言実行したのです。

それなのに、母は
たらればおばさん。

もしも、
あの日
友達の家に泊まらせてもらっていたら??
階段から落ちてすぐに誰か駆けつけて来てくれていたら??
冬の寒い日でなければ、階段から落ちたのに気づいてもらえてた?
2時ではなくもっと早い時間か遅い時間だったら?
お酒飲んでなかったら?



奈良に行かせてなかったら?

私の子供として生まれてなかったら?


どんなにたられば言うても
彩香は帰ってきません、
そんな事はわかっています。

こんなにダメダメ母を見て
呆れているかな?
悲しんでるかな?

心配かけないように頑張ろう!って
頑張り疲れた時もあるけど、
ゆっくりゆっくり彩香のいる世界に
1日1日近づいているよ。
あなたに笑われないように
あなたが悲しまないように
あなたが心配しないように
ゆっくりゆっくりいくよ。



穏やかな空。

みんなこの空の下、
いろんな気持ち、
いろんな環境の中で
生きてる。

この空の下、
いろんな人が支えてくださってる。



あなたがいる世界はどんな所ですか?

あなたのいる世界からも
この空が見えますか?