すくすくコンサートも、もう27回目。



私は確か7回〜11回を中学生、高校生として出演しています。ちょうど1小の体育館からエコルマホールができてそちらでやる事になった過渡期の世代。
中学での部活の演奏の記憶はあまり無いのだけど、アルペンホルンの体験会があって、そこで吹かせてもらった記憶はある。良い思い出。

高校では生徒指揮で演奏し、自分たちの活動の場という印象だった。グレンミラーメドレーのソロを吹いた記憶などがある。

その後はOBとして裏方、指導員として裏方、今は裏方やりつつ、主催者のサポートをさせてもらっている。


昨日はそれの27回目。
私としては20回目くらいか笑

昨日はとても収穫があるコンサートでした。

3年生が受験勉強の合間を縫って、裏方を手伝いたいと5人も手伝いに来てくれたこと。OBの男の子が様々な本番に裏方を手伝いに来てくれることを見続けて、私達も見習おうとの想いからだそうだ。そのOBもまたその上の2人のOBを見習ってそれを続けてくれている。
影の伝統とでも言うのだろうか。気持ちが世代を超えてつたわっているのが、とても嬉しい。 

彼らのお陰でずいぶんと楽をさせてもらっている。今年も彼女たちのお陰で打楽器転換が早かった。
本当に有難い存在。ありがとうね🎶

1.2年生も今回の本番での行動面、演奏面の課題をかなり達成してくれたと思う。
時間の使い方も私の目の届く範囲では良かったように思う。
嬉しかったのは、長い待機時間で、パート練習をしたり、セクションリーダー達が仕切って基礎合奏、歌合奏を自主的に行ってくれたこと。

大きな成長です。

ソロパートを持つ生徒は、何度も何度も練習を重ねていました。
昨日のこの感覚を普段の練習にも落とし込めたら、本当に上達するだろうね。
0が1になることは、素晴らしい。

最後の学園天国もとても楽しそうに演奏していて良かった。帰りがけの生徒たちのテンションの高さが良い本番だったんだなと思わせてくれた。
もちろん中には失敗もあり、それらを今日からどう活かしてくれるのかが楽しみ。

良くなっている事が多い一方で、私の課題がたくさん浮き彫りになっている。

・ブレスについて
・リズムの取り方について
・耳の育て方について
・強弱のつけかた
などなど、

合奏の中でのパターンが乏しいと感じる。
もっと、
どんどんやらせてみようと思う。


そして何より、
・男子の自発性を開花させること

男子女子と区別することは良くないのかもしれないが、やはり心の発育関して違いを感じてしまう。男子の方が幼い。ガツガツ系男子はまだいいのだが、草食系男子というのか、可愛い感じの男の子達がなかなか時間がかかる。

今年度の残りはここがテーマになりそうだ。


運営側のセッティングの係の方達ともこの数年の連携で、徐々に理解してくださってスムーズな転換ができ始めて良くなっている。
まだまだ内部での改善は必要と感じるが全体的には良い方向へ向かっているように感じる。

演奏会は、
聴きに来て下さった方はもちろん、演奏者、主催者、裏方、ホール関係者みんなが楽しめて初めて成功だと思う。
そんな演奏会が多い街に狛江はなってほしい。

その一端に関わることができればいいなと感じている。