Trip Road
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7月14日浜松ー愛知県豊橋

走行距離50.3km
走行時間2h40min
消費カロ674kcal

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朝から暑いのなんの。
風があっただけ救いでしたが浜松のイオンモールへ逃げ込んじゃった。

てへ。(ゝ。∂)


10時ぐらいから3時過ぎまでいたけど、デッカいから時間潰せる潰せる。
中歩くだけで疲れちゃった!

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イオンのサイクルショップの方達にもお世話になり思い腰を上げ走り出したらチャリダー発見!

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JAPAN代表のひろし君とアメリカ代表のアーサー。

外国人チャリダー結構走ってるね。

今回2人目だけど。笑

沖縄まで二週間で行くみたいで、ペアランしたけど早い!
まぁ荷物リアに2つだしロード乗ってるからだろうけど(言い訳)

でも暑くて走る気無くしてたもんでいい刺激になりました!


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一緒に入った食事処の親子丼は


『どこに親がいるんだ!!?』

ってぐらい椎茸とかまぼこしか入ってなかったけど、それもまた。


今日は豊橋のサークルKの隅っこでおやすみなさい。
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iPhoneからの投稿

最近。

フランス人チャリダーのジュリアンは下田の親戚の家に二泊し1人西伊豆方面へ走って行った2日後に自身も出発。
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ペリーロードにて

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ジュリアンが親戚の子供達を誘拐する前。
子供達も察知したのか引き笑い。

怪しすぎるぞジュリアン。。。


西伊豆も想像していたよりも走りやすく
教えてもらった無料露天風呂へ浸かりながら沼津方面へ向う
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雲見温泉


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目の前港で丸見え石部温泉?
でも風呂は立派!
この辺りは塩分が強くしょっぱい温泉。


露天風呂の奥に地蔵がいるのだけど、よく見ると
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女のパンツを被ってしまう様な
エロ地蔵だった。




足湯に入りながら
『ラーメンはよく作ります!』
って一緒に入ってた夫婦に言ったら

10分後にとてもかさばるカップラーメンを六つも持ってきてくれたので、バックに入らない3つはその場で食べました。
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その奥さんに気に入られ
『娘に旦那がいなかったら、紹介させたいわぁ~』

と旦那が居るからこそ言える一言を頂いたり。


座ってるだけで寄ってくるのは蚊かブヨだけだと思ってたら警官も寄ってくるんだね。



流石に叩けないので、名前と住所で逆に逃がしてもらった。



そんな感じで無事伊豆半島を抜け、沼津の友人宅に泊めてもらい、箱根を超えてまた神奈川へもどる。


なぜなら実家に帰る用事が出来たから、神奈川の友人宅にチャリを置いて23日から30日まで長野で暮らす。


その後静岡へ帰る友人の車に便乗して山梨経由で


7月1日尾白川渓谷一本登り
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結構ハードな渓谷登山。



7月2日八ヶ岳の赤岳日帰り2899m一本登り
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頂上は視界悪く景色見れず。
次回は縦走したい。



7月4日西沢渓谷一本登り。
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川の形状がオモロー!
ウォータースライダーが出来れば楽しそう。




そして7月8日、9日に日本一の富士山一本登る。須走口から。
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御来光だけ雲で見れず。(T ^ T)
でも、さすが日本一ってだけあるな。

人が多い。

登山道が渋滞する。

登山道とは別に食料など山小屋に物資を運ぶキャタピラ道があり、機械が下から上がってくる。

そのうち車で上がれるようになるんじゃないか?って少しショックを受ける。


あとは天気良く仲間もでき、気持ちのいい登山がでた。


ってな感じでハードに動いた後、昨日久しぶりに108km走ったら、暑さと疲れで倒れる寸前。

トンネル内で三時間スタック。

手足も真っ赤。
いや
真っ赤黒かな。

どっちでもいいか。

なんとか静岡市の親戚宅まで漕ぎ、二泊し体を休め明日出発ー!

ニンニクいっぱいたべさせてもらったから頑張れるだろう!


でも熱中症には気をつけないとな。





それではまた。




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6月11日道の駅伊東→片瀬白田温泉


走行距離39km
走行時間2h30min
消費カロ626kcal


予報通り朝から雨。

屋根がある場所で寝ていたが、夜は蚊、朝方は軒下に吹き込む雨であまり寝れず。。。

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ジュリアン始めての野宿。さすがヨーロッパ人、足に10カ所ほど刺された跡あり。


結局、雨風が止んだ午後2時過ぎにスタート。
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ジュリアン始めての足湯。


遊覧船のスタッフさんに教えてもらった泊まれそうな公園を目指す


前に100円マック

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ジュリアン始めてのシャカシャカチキンをえらく気にって子供のように食べる。


こう見えて、27歳。





老けている。




見たとこ36歳。








道は相変わらずアップダウンが激しく、チンタラちんたら走るが道も狭いため結構危ない。

トンネルなんて後ろに渋滞ができる程だが、へんに左に寄っても轍や、段差で逆に危ないので、そんな時は堂々と走るのがGOOD!

まっ迷惑走行だが、抜かれる間際にごめんねって手を上げれば許してくれるだろう的考え。



車にビビってたら、自転車旅なんてできやしない。



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高さ23m?の吊り橋が掛かっている城ヶ崎に興奮気味のジュリアン。

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落ちれば一発で行けますよ!(^ー^)


道の駅伊東のスタッフさんに教えてもらった公園?道の駅?に行ったがトイレも水も使えないため先に進む事にした。
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疲れた公園に日本一大きい自転車があったが、乗れるのか?って感じ。
ブレーキ無いし、実用的じゃないから乗りたいとは思わなかったが
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来る途中に見かけた

『怪しい少年少女博物館』

は是非行ってみたい!

17時まで開館なのに16時40分には既に閉館。

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窓から怪しげな人形が外見てたし、近くに住む友人に聞いたら

『すごくくだらない博物館でちょっとエッチなね…笑』




と、ますます気になる一言が帰ってきた。




次来た時は行くべし。




今日の宿はそこから15km程行った片瀬白田温泉の足湯公園。

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屋根有り、水有り、トイレ有り、なんたって目の前温泉!
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茅ヶ崎の家族と知り合い、ビールを頂き心も体もポッカポカ!

今日は豪華に温泉宿です!笑

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6月10日小田原→伊豆半島伊東


走行距離57.46km
走行時間3h24min
消費カロ819kcal



小田原城見る前にコンビニ寄ったんだけど、朝の8時からONE CUP(清酒)一気飲みするおっちゃんと会っちゃったよねー



10秒ぐらいで水の様にスルスルーって気持ち良く胃に入って行くの。



言ってた

『こんなの水だ!』って。




じゃ水飲めよ!!!Σ(゚д゚lll)

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もう65歳!
みえないけど、毎日のように競輪やって稼いだ金はその日の内に酒に消えるって。



完全ダメ人間だな!


奥さんともあまり上手く行ってないみたいな。
って原因それじゃん!!


一時間弱話してたけどその間にTWO CUP一気飲み!


やっほい!クレイジー!!


『一日一升じゃきかないよ』


と言ったときの彼のニヤつき


忘れません。




でも半分何言ってるのかわからないので相槌でごまかしてました。



小田原城はアジサイ祭りが入場無料でやってた!

『ってかお金取るの?』

って思っちゃった自分小さっ!

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綺麗でした!

そこで会った警備服着たオッちゃんは、元競輪選手で中野浩一とも対戦したとか!

知らないけど。


朝から濃い出会いやね。



今日は伊豆半島の伊東の道の駅まで行ければイイと思っていたので時間はたっぷり!

真鶴岬寄って
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熱海目指している途中でチャリダー発見!


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フランス人チャリダー
ジュリアン!!

軽く話して別れたけど、熱海で用事済ませてたらまた再会!

そこから次の町伊東までペアランして結局一緒にキャンプする事に!
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ジュリアンは英語しか話せないから
俺の拙い英語でなんとか会話。
ほぼ聞く側だったけど。。。

フランス語しかわからないって言われたらどうなっていたんだろ?笑


飯食いながら、たわいも無い話しで既に12時近く!


テントは貼らずに店の前で寝る。


明日は雨だろうか…

ってか

fuckin mosquito!!!









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6月9日17日目首都圏脱出。


走行距離94.22km
走行時間5h12min
消費カロ1254kcal




やっと脱出。




飲んでました東京。
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でも、久しぶりの旅仲間に会えて楽しかった~(^ー^)ノ

みんな相変わらず元気だったから安心!


まだ会いたい人いっぱいいるけど、次回くる理由として残しておこう。


そして東京滞在中泊めてくれた皆さんに感謝感謝です!
ありがとうございました!!



TOKYOは仲間がいるから楽しいけど、チャリ旅は全然面白くないー(-。-;
車、信号、人、オオスギ。。。

自分はゆっくり走りたいのに、車がバンバン走るから、闘争心に火がついてバカみたいに漕ぎまくって、汗ダラダラ流しながら走ってたよ。

そのおかげで、空気ポンプが落ちて後ろからきたバスに

『ペチャッ』

って。。。

それも何台にも踏まれて。。。



気に入ってたのに。。




今日は神奈川県の三浦半島をグルっとして、江ノ島、湘南すぎて小田原まできました。

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海を左に見ながら走るのはやっぱ気持ちがいい!!
海久しぶりだし!
風も気持ち良く、天気も走るには最高の気候だった。
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寝床は小田原の河川敷。
今まで室内に泊まっていたから、今日が初テント!

ぬくぬく生活もいいけど、外で生活するのはやっぱり楽しい。


飯もうまい。
五パック198円のラーメンが、12個入り生餃子98円が、一缶98円のビールが




普通に食べたらむしろマズイと感じるかもしれないが


こんなに美味いものなのかと感じてしまう。




それを知っちゃった自分は、当分この生活やめられないなって思う。








ハッピーターンの包み紙ってよく見ると面白い。





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5月26日27日旅仲間と

走行距離 0km

皆に2日坊主!
って言われちまったわい!
更新します。

この日の夜は、チャリダーの時に出会った仲間との、約10ヶ月振りとなる再開をした。


みんなとは久し振りだが、そんな感じもなくあの時と同じように笑って飲んで楽しい時間になった!

夜は雨が降っていたので誰かのアパートに潜り込もうかと思ったけど終電を逃し、カラオケで時間潰そうかと思ったけどやっぱり我らは野宿でしょ!!

って事になり、原宿のコンビニでダンボールもらって代々木公園を不審者の様にうろつくが、屋根がかかってる所はほぼ先客あり。

夜だし、雨降ってるし、屋根がついてる所を探したら野外ステージのステージ上しかなく、そこでダンボールを敷いて寝たが、ステージに柵が掛かってるため寝るのはステージの先端。



足に雨粒が当たる、寒い、暗い。



寝れん!!!




両サイドの輩は横になった瞬間寝息を立てやがって!

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結局一時間も寝れ無いまま明るくなっていく空を眺めていたら




『俺は、歌って踊れる建築デザイナー兼、芸能プロデューサーだぜい!ヘイ!』



と言いながら近寄って来た小綺麗な格好をした、とてもインチキ臭いおじさんと仲良くなり、彼から色んな話を聞かされた。


『石橋は叩いて渡らなくていい。落ちればいいじゃ無いか。落ちて考えて、反省して、次に渡って欲しいものが手に入ればいいじゃないか。だからドンドン失敗しろ!』


『しかし、この惑星の、地球と言う星の中でもジャパンに生まれたことに感謝しよーぜ!シェイシェイ!』


竹さんは会社は世田谷、家は代々木公園と言う好立地で閑静な場所に住んでいるため家も見させてもらった。

屋根はシックな色のトタン屋根。
360度緑に囲まれ、風通しも良い。
大家族でも漏れる事なく座れるベンチや、耐震性に優れた太い柱は、これからの住環境の先駆けとなるだろう。

住人のケンさんはロシア人のハーフ、笑顔がジョニーデップに似てるのか似て無いのかすら分から無い顔をしているが笑顔がステキだ。
二人が帰った後もお昼頃まで話し込んだが、また泊りに来ると約束して別れた。



タケさんケンさん
また友達と行きますわ!














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5月25日碓氷峠〜埼玉春日部


走行距離 125km
走行時間 消えた
消費カロ 多分1500~1700kcal


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ヘンテコ足になっちゃった。


レギンス&靴下焼け。


今日陽射し強かったから、目まで真っ赤!

ビール飲んだら顔まで真っ赤!


この旅で白い所なくなるんだろうなぁ。






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2011年5月24日旅再開!

ケツケツケツ!!!




ケツが痛いぞコノヤロー!!!



サドルに座ろうとするだけで
ひぃ~ひぃ~(>_<)


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六ヶ月のブランクはデカく荷物のバランスにも慣れず走行フラフラ。

おまけに、向かい風が強くて進まないー(~_~;)

でも天気がよかったから残雪残る妙高山?飯縄山?黒姫山?戸隠山?が綺麗でその奥に北アルプスがまた堂々としていて気持ちが良かったー( ̄▽ ̄)


天気よすぎて、腕ポッキー。
長袖着てたから、手だけ焼けて逆ポッキー。



こりゃ売れません。



塩も作った!

顔で。

やっほー!


走行距離 92.16km
走行時間 5h37min
消費カロ 1000kcal








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9月10日、56日目。近藤ヵ淵〜知床岬



番屋の屋根に何かいる!


3人ともその音で飛び起きた。





サル!?


シカ!?




まさかクマ!?
$Trip Road

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だが番屋に泊まっていたため今一番怖いのは漁師だと、窓からそーっと外の様子を確認するが人間の気配は感じない。



屋根を駆け回っている見えない生物に3人の脳裏に恐怖がよぎった瞬間!








「アァーアァー」









カラスかよ!


朝から脅かすんじゃないよ!




やはりみんな気を張り詰めているためカラスの足音にも敏感に反応してしまうのだろう。




野生化してると言った方が良いのかも。






朝ラーメンを食べ、軽量化のため余計な荷物を外に置いてあったゴミ箱に隠す。
多少軽くなったバックパックを背負い込んだら

いざ知床岬へ!!


山の斜面にはまだ食事中のシカの群れが僕らの出発を見送ってくれている。



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高巻きを2つほどクリアした場所で2回目の休憩を取るが、どーもKのペースが遅い。


どうした?と問い詰めると靴擦れを起こしていた。。。


それも3カ所・・・



悪化する前に報告しない事に、ちょっとイラッときたがここまで来たからにはもう頑張ってもらうしかない。



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この先にも2カ所高巻きが待ち構えている。



念仏岩の高巻きはつるつるでザイル無しでは登るのは困難。
さらに7~8mの岩壁も下りなくてはならないので、高巻きとしてはアタック中最大の難所だと感じた。
念仏岩をクリアし、岬まではあと半分だ。


$Trip Road



続けてカブト岩の高巻きを越えていくが、TOPからの眺めが良く、気持ちの良い風が吹き抜けていたのでしばし休憩をする。


$Trip Road


今日出発した近藤ヶ淵からいくつも超えてきた入り江が見え、1歩ずつでもゆっくりと確実に進んでいることを実感し、この高巻きを越えれば一気に岬に近づくと思うと気持ちが高ぶる。

ここまで歩いて5時間弱かかった。



あと少しや!


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海を渡り


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まずいウニを食べ

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よだれを垂らしながら

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川を渡り

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何者だ!?

とキツネに警戒されながら最後の番屋がある赤岩へ。







赤岩で犬のお供が出来た!

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一定の距離を保ちながら、僕らの前をトコトコ歩いていく。
たまに立ち止まり、僕ららがちゃんと付いてきてるのか確認をする所が愛らしいが、道案内をするほど複雑な道でもない。

暇つぶしか、好奇心か、案内すればおこぼれが貰えるとでも思っているのか・・・
まったくインド人みたいな奴だな・・・

でも僕らにとっても犬が近くにいるだけで心強いし、付いてきてくれるならそれはそれでありがたい。


「みさき」と命名し供に岬を目指す。

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そしてついに!!!

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14時48分知床岬到達!!!
イエィ!!

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相当な疲労があったが、それ以上の達成感に涙もろくなったボクの目から
涙の一つぐらい出るかと思われたが鼻水しか出なかった。

それにしても、クマスプレーも、食料を保管するフードコンテナも地図さえも持たずに
岬まで来られたのは、Mちゃんのおかげだし、2人では絶対に無理だっただろう。。。
Mちゃんありがとう。

クマにも会っちゃったし、この旅で3人の距離もぐっと近づき、最高の仲間と
最高の知床アタックができた!
みんなありがとう!!

みさきもSoftBankのお父さんにドンドン似て来たぞ!!!
エキノコックスだけは注意が必要だ!!!
ありがとう!


6斤あるパンを3斤食べ、あとは明日の朝に残しスニッカーズで腹を満たす。
途中まで戻ろうかと思っていたが、陽も傾きかけていたので先端でテンとを張ることにした。

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夕日が綺麗だ

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みさきは帰るかと思ったら帰る気配無し!
むしろくつろいでいる。

みさきがテントの中に入ってきたので頑なに拒んだら、その体は小刻みに震えていた。。。




「おまえ・・・」







テントの全室をみさきの寝床にしたら、気に入ってくれたようだ!
$Trip Road



北に向いてる岬だから、朝陽も見えるだろうか?

そんな期待を胸に、18時15分就寝。




最後まで読んでいただきどーもです。

旅ブログの続き、書こう書こうと思い続けて早8ヶ月。。。
冬のバイトで忙しく(言い訳)
寒さで手がかじかんで(うそ)
書こうにも書けず今日に至ります。。。

知床岬アタックの後も、楽しい事、いい出会い、人の優しさ、自然の厳しさ
いっぱい経験して、書きたい事もいっぱいあるけど(まとめちまったー!)

その思い出を胸いっぱいに詰め込んで
入らない分はバックに詰め込んで

また今日からチャリだーになります。


いざ西へ!!!!


Don't think!!!!! Just do it!!!!!

9月9日、55日目。トッカリ瀬〜近藤ヶ淵


5時に起床したが、潮はまだ高いのでもう少し休む事に。

熊の恐怖や、下が石でゴツゴツしてて寝れないと思っていたが、しっかり休め、スッキリした目覚め。
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6時には陽も上がり、今日は天気も良さそうだが、Kの体調はまだよくなさそう。
朝飯もあまり食えてない。


三人で岬まで行くか引き返すか相談をしたが、Kの意志が強かったので、アタックは続行する事にした!





8時過ぎに潮が引き始め波も落ち着いていたので、9時前に岬を目指してスタートした。


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トッカリ瀬は潮が引いていたため、昨日とは全く別の顔を見せ、昨日確認出来なかった飛び石は今日は顔を出している。
波が引いた瞬間を狙って、三回程ジャンプし対岸に渡るのだが、タイミングを間違えると足はビチョビチョになってしまう。


Kは濡れてた気が。


その先の岩場を越えて行くと切り立った岩壁に鮮やかな緑の草木がとても綺麗で壮大な風景が広がるが、やはりKはそれどころじゃなさそうだ。



Kの頬はコケ、元々細身なのに、ベルトを締めるとSのズボンに巾着袋の様なシワがよるほど、骨と皮だけになってしまっている。
さらに日焼けしたせいかエジプト人に似ている。ハエも飛んでたし。

そんな冗談を飛ばすが、彼には応対する気力すら消えかけていた。


気合だK!


励ましながらも、この先にある干潮時しか渡れない剣岩を午前中に通過するために、多少のペースアップを図る。

その前にモイレウシ南側の高巻きとへつりを越えてゆく。
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高巻き
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見晴らしの悪い岩場付近や川がある場所では、鈴を鳴らし、笛を吹きまくって人間の存在を知らせる。

バッタリ会うのが一番怖い。

熊は襲ってくると言うより、ビックリして攻撃して来る臆病者。

人間の存在さえ示していれば、滅多に襲われる事はない。


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モイレウシ


熊が一番出没するといわれている
モイレウシ川がある入り江だったが、幸い熊はおらず。

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だが熊が確実に出没している形跡有り。
鮭はウジャウジャ遡上しているが、死骸も沈んでいたり岩に引っかかっていたり、それをカモメ達がたかっている。

歩いていても、シカの骨はよく見かけるし、食べられた直後の腐って異臭を漂わせている獣も見かける。
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これが自然界なのか。



油断は出来ない。




周りを警戒しながら進もう。


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モイレウシ北側剣岩はテラス状の岩の上を干潮時に歩いて行く。
満潮時には人の背丈程の水深になるし、200m程の距離があるため干潮に合わせる他ない。
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Mちゃんはサンダルを持っていなかったので、素足で痛がりながら歩いていた。

いたそ~(>_<)





そしてモイレウシを過ぎ、次の高巻きがある近藤ヶ淵へ向かう途中





ついに






ヒグマに出会ってしまった。
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わかりずらいが、デジカメではしっかり撮りました。
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一同突然の遭遇に固まる。


意外と冷静を保っていたが、心臓バクバク、全身鳥肌。


でもこんな時こそ冷静な行動が要される。
背を向けてはならない、走ってはならない、ビックリさせてはならない。


だから穏やかに人間の存在を知らせた。



『お~い。人間だよ~。ここにいるよ~』って。




その瞬間奴が僕らに気付いたのか、こっちを見ている。



70mぐらいは離れていたが、デカさと奴の睨みに、一瞬でも『死』を感じた。


お願いだから、こっちに来るなよ…



熊は人間の存在に気付けば離れて行くと聞いていたが、奴は僕らの事など気にする事無く、狩をしている。

と言うか魚と遊んでる?

そんな感じがした。



議論の結果、食事をしている時の熊に会ったら食事が終わるまで待っている。

がマニュアルだが、食事と言うより遊びに近い感じがしたので、刺激しない様に隣を通過する事に。

その距離50m。



ビビりながら川を渡ってる最中に、熊に追いかけ回されテンパってるカラフトマスが川岸に打ち上げられているのを見て

『今日の夕飯だ!!』

と現状より夕食をとった俺は、尾ビレを掴んで持ち上げようとした



『はっ…!!』



考えてみれば、俺が掴んでいるマスは、奴の大好物だ。
もし持っている所を奴に見られたら、獲物を横取りする敵としてマスも俺も命は無い。。。



取り合えず今日は

キャッチあんどリリ~ス…(T ^ T)




夕食食べる前に熊の夕食になるところだった。。。



でも…食べたかった。。。




熊との遭遇でドッと疲れたので、近藤ヶ淵の高巻き手前で休憩。
100m向こうでは、まだ熊がマスと遊んでる。



さっきまであんなにビビって通過してきたのに、なんか不思議な光景だ。



休憩した後、近藤ヶ淵の高巻きを越えた先で使っていない番屋があったので、Kの体も考えそこで泊まる事にした。



今日もラーメンに、浜に打ち上げられた羅臼昆布を食べ、暗くなるまで語り合った。


隣でKは撃沈している。




明日は荷物を軽くして岬へアタックする事にした。



今日もゆっくり寝られそうだ。









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