北海道山中で行方不明になっていた7歳の男の子が無事発見されるというニュースに
本当に良かったと思いました。
こんなに嬉しいニュースないな~って。
ご両親が一番お辛かったと思います。確かに行きすぎたお仕置きだったかもしれないけれど、
だからこそ一番悔いておられたと思うし、もうこの一週間ものすごいメンタルをかかえていらしたことは
察するに余りあります。
プロセスはともかくこの結果は本当に救いのあるものでした。
そしてこんなに長い期間をたったひとりでお水だけで乗り切った男の子の強さに本当に感服です。
自衛隊の演習場倉庫で雨風はしのげても、夜は真っ暗になるし、おなかは空くし、心細かったと思います。
かなり過酷な状況下で頑張れたその精神には驚きを隠せません。
7歳の子供のどこにそんな強さとたくましさが潜んでいたのでしょう。大人でも厳しい環境で。
私だったらきっとすぐ折れてたと思うけど・・・。
子供だからといってみくびってはいけませんね。今回の捜索にはいろんな先入観や思いこみが入っていたと思います。だからこそ、こんなにもみつからなかった。もう少し遅れていたら命にかかわるところでした。
結果論にはなるけれどホントに良かったと思うだけです。
彼の中にあったもの・・・7歳の「不屈の精神」だったと思います。自分を守る知恵と本能に恵まれ、そしてどんな状況下でもめげない心。あきらめない心。これ本当に大切ですね。
日本中が心配して、日本中が喜んだ、こんなミラクル見たことない!
大和くん、早く元気になってね。
そして私のふるさとでも「不屈の光」を見せてくれた・・・熊本城。
1日からライトアップが再開され、夜空にすっくとそびえたつ熊本城が浮かびました。
その姿は瓦が落ち、傷だらけだけど、その傷だらけの姿でしっかりと立たずみ、熊本の人々に勇気と
希望を与えてくれています。
ライトアップは市民の希望で再開されたそうです。少しでも希望と勇気を持ちたい・・そのためにもお城の
ライトアップを再開してほしいと。
以前とは見違えるほどの痛々しい姿ではあるものの、夜空にライトアップされたお城を見て皆さん本当に
喜んでいました。私もニュースや新聞で見て涙が止まりませんでした。
その痛々しい姿で、でも、まっすぐ勇敢に立ち続ける姿はまさに「不屈の光」です。
その姿をみて県民がどんなに勇気づけられ希望を持てたか・・・これは県人にしか分からない感情かもしれませんが・・・
熊本城はまさに私たち熊本県人にとって象徴であり、誇りであり、希望なのです。
お城の存在なくしては私たちの希望は薄れます。本当に熊本城の存在は私たちのアイデンティティそのものです。
「私は大丈夫。だから皆も頑張って」と・・そう言っているようにみえます。
お城の修復には20年かかるとも言われています。石垣を直すにも一個一個番号を付け、その番号によって一つ一つ積みあげて行くという気の遠くなるような作業です。
私が生きているうちにもう一度修復されたお城を見られるかわかりません。
そこは息子たちに託そうかなと思ってます。
お城と共に「不屈の心」で熊本は頑張ります。「あしたのあしたはまたあした。千里の道も一歩から始まることを信じよう」(365歩のマーチ:水前寺清子より)
負けんば~いっ!