サイクルセイフティサミットin久留米を開催 | プロトライアスロンコーチ樋口のトビウオブログ

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福岡の久留米で初心者から上級者まで指導するプロトライアスロンコーチ、樋口玲士のブログです。

自転車で落車(転倒)した際に、適切な応急処置ができるかどうかで、仲間の人生が変わってしまう。

そんな事故が起きた時に対処できるようにみんなで勉強して動けるようにしましょう。というのがサイクルセイフティサミットです。

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一昨年に関東で初開催されたのをSNSで知って、主催の1人であるスマートコーチング、安藤隼人さんに福岡でも開催できないかというお願いをしたのがちょうど一年前。

講師である医師や救命士、看護師さん達にスタッフをお願いしたり、会場の準備や打ち合わせなどなど半年かけて準備。

8月に開催しようとしたら台風でやむなく延期し、また半年かけて準備。

ようやく先日、開催までに至りました。

僕は自分自身、落車を何度もしたし、気付いたら病院のベッドの上、なんて事もありました。

チームメイトを亡くした事もありました。

つい先日も、トップクラスのトライアスリートが亡くなる落車事故もありました。

自転車に乗っている以上、落車というのは起こりうる事案です。

もちろん未然に防ぐことはできますが、防げないこともあるんですよね。

事故が起きた時、傷病者がさらに悪化しない、二次災害を起こさないようにし、救急隊が来るまでにできる事はあります。

それを学ぶためのサイクルセイフティサミット。

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安藤隼人さんの説明から始まり、

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基本的な処置や、実際に起きた事故を元に、レクチャーが始まりました。

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AEDや心肺蘇生はもちろん、頚椎の固定や、搬送方法、二次災害を起こさないための周囲の状況の判断。

医師や自衛隊看護師の方、消防の方などたくさんの講師の方に指導して頂きました。

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僕も名演技?で傷病者役を。

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僕も色々と処置を勉強しました。
難しい面もありましたが、少しは動けるようになったかなと。

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最後は実際の現場を完全シュミレート。

自転車は複数の人間が一度に事故を起こすスポーツでもありますので、そんな事態を想定して。

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落車してハンドルがお腹に刺さった人。

奥では落車した人を避けて、壁に激突して心肺停止の人。

さあ、どうする?



という事が、実際に起きます。

あなたは、対処できますか?

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もしかしたら落車に観客が巻き込まれるかもしれません。

山の中で、誰もいないところで落車した友人をあなた一人で助けないといけないかもしれません。

様々な事故ケースが自転車にはあります。

サイクリストや、トライアスリートの皆さんが事故が起きた時に対処し、その人の人生が失われてしまわないよう、サイクルセイフティサミットを通じて安全危機管理の向上が九州に広がっていくように、僕もお手伝いできたらと思います。

主催して頂いたスマートコーチング安藤隼人さん、講師の方々、参加者の皆様、ありがとうございました。