第2次マンボウヤリフォーム隊 3日目 | Tree Topの魔女たち

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JR大久保駅前にあるちょっとだけスピリチュアルな喫茶店Tree Topに集まる魔女たちのブログです。

毎日、コツコツと追いつきます。

 

3日目…これがおっちゃんの今回のリフォーム隊事実上の最終日でございました。

4日目の朝1番のピーチでサラより一足先に帰国するので、もうこの日しか働けないのでございます。

だから、サラが起きて行ったときには すでにおっちゃんの作業は始まっておりました。

おっちゃんがゴソゴソする中で、サラは一人 朝ごはん…

 

三越で買ったドンクのフランスパンにバターをつけて、インスタントコーヒーとオレンジジュースを飲む…コンチネタルブレックファースト。

「トールはぁ?」とおっちゃんに聞きますと、「まだ、寝てる…」と…

はい、さすがに前日 遅かった…いえ、朝早く帰って来たので、珍しく朝寝坊でございました。

次に起きてきたのは奈津子…

「あかん、こんな早よ起きてもた…」と言いながら、メイクしに洗面所へ。

サラが朝ごパンを食べ終わるころ、トールも起きてきて フランスパンにバターをつけたところで、おっちゃんに呼ばれました。

「トールちゃん、この端持って…」

が、この図でございます。

 

 

コミュニケーションルームの向こう側にある小さな部屋をトールの社長室にしようってことで、まずは、ガラスのはめてあった部分をプラスターボードに変えて、壁紙を貼ることにしたのでございます。

クロス張りは、トールもすでにお手の物となりました。

 

 

おそらくその昔はここに貼ってあった壁紙もこのくらい白かったのだろうと思われますが、トールがここに来た当初からその壁紙は 貼られた当時の面影を残すところは皆目ございませんで、哀れにあちこちめくれ上がっておりました。

まるで、「ここから剥いて…」と呼びかけているようにめくれ上がった端っこを、サラは思わず引っ張って 剝いてしまいました。

壁紙の下から、シミとヒビとカビが前衛的な模様を描き出す情けな~い壁が顔を出したので、そこにペンキを塗ろうか、クロスを貼ろうか…と言っているうちに おっちゃんがとっととクロスを貼りだした…というのがこの朝の経緯でございました。

 

でも、あっという間に明るくなりました。

 

 

お昼ごはんは、四海豆漿大王。

朝早くから小籠包が食べられるっていうんで、トールはもっぱらここを朝ごはんに使っております。

でも、お昼もやっているのでございます。

 

親爺さんが、中華パンを作っておりました。

 

 

その向こうでは、春巻きの皮みたいなのを作っております。

これでいろんなものを捲いて 焼いて出すようでございます。

 

 

朝ほどの喧騒はございませんが、お昼も結構 繁盛しております。

 

 

これ、中華おにぎりでございます。

ビニール袋に入って出てきます。

もち米の中に 搾菜や玉子焼きや豚そぼろなんかが入っております。

 

 

ちょっと拡大図…お分かりになりますでしょうか。

これ、結構 イケる感じでございます。

 

 

朝でもお昼でも小籠包…必須です。

 

 

奈津子御用達の大根餅でございます。

これ、消化はいいんですが、なかなかボリュームはございます。

 

 

豆乳スープに油條をいれたものでございます。

奈津子はこれと大根餅、おっちゃんは、これと中華パン…

 

 

玉子焼きと豚肉ソテーを挟んだ中華パンがこちらでございます。

 

 

サラもおっちゃんも、何度も台北に来ておりますが、マンボウヤリフォームがメインなので、周辺といえどもほとんど何も見ておりません。

なので、四海豆漿大王を出てから、帰り道にある中山市場に寄り道してみました。

おっちゃんは、沖永良部出身でございます。

庭には グァバもあればドラゴンフルーツもなっていたそうでございます。

思わず、果物屋さんで、グァバを購入…でも、結局 食べる時間はなく 翌日、グァバは冷蔵庫に置き去りにされておりました。

おそらく、サラも帰った後、トールが食べたと思います。

 

マンボウヤに戻って、剥きかけた壁紙をむしり、壁に残った糊の後をきれいにして ペンキを塗れるようにする作業が始まりました。

とにかく、社長室の形を作ってしまう…が目標でございました。

人数が確保できている間に、別館ドミトリーから二段ベッドを1基 社長室に移動させて トールがそこで寝られるように…っていうのが最終形なので、その前にまず ペンキを塗り終わらねば…

 

4人がかりでございましたが、佳境に入ったところで2時半…

この日、サラには1件お約束がございました。

台北国際芸術村にあるTAV CAFEで、2017年2月に予定を入れた下村明彦&あすみ、岡本ひでひと、星音のライブの最終打ち合わせのため、CAFEオーナーのEVAさん、強力な協力者で 台湾唯一の日本人プロハワイアンミュージシャン Ricky Miya先生と3時に会うことになっていたのでございます。

 

 

本当は、奈津子も行きたいって言っていたのでございますが、もう そんな状況ではございませんで、残り3人に続きの作業を託して 慌てて着替えて、TAV CAFEに向かいました。

 

 

2月10日(金)19:00~ 岡本ひでひとライブ

2月11日(土)13:00~ 岡本ひでひとライブ

2月11日(土)19:00~ 下村明彦&あすみライブ

2月12日(日)13:00~ 下村明彦&あすみライブ

2月14日(火)13:00~ 星音BGMライブ

と時間も 大まかな段取りも決めて ちゃんと打ち合わせしてた証拠写真も撮って、マンボウヤに戻りました。

 

 

社長室の壁は、茶色に変色した壁紙がきれいに取れて、二段ベッドが運ばれていくところでございました。

ペンキは、ベッドを寄せたらなんとか塗れるから…ってことで、ペンキ塗りは翌日に持ち越し…

 

次は、本館入り口のドアを開けたところにあるバーコーナーの壁にべたべたついている両面テープの後をきれいにするために、剥離剤を塗ってスクレイパーで剥がしていく作業を サラが地味にコツコツやっていると、呼び出しブザーが鳴って あゆむちゃんが上がってきました。

これ、晩ごはんの合図でございます。

 

「おおーっ!明るいっ!」と驚いてくれると、ちょっと嬉しくなります。

 

晩ごはんは、おっちゃんのリクエストで 7月に行った金品茶楼へ行くことになりました。

あゆむちゃんが、台湾語で発注係でございます。

 

 

日本人の観光客が続々…いえ、日本人だけではございません…ドイツ人(おっちゃんが、彼らの顔を見て、あれはドイツ人だと言ったので…)も、アラブ人も来ておりました。

 

空芯菜でございます。

 

 

おっちゃんは、これが食べたかったのでございます。

豚の角煮…トロトロで 間違いない美味しさでございます。

 

 

大きいので、この後、これを切り分けて 中華パンに挟んでくれます。

 

 

おっちゃん、2つ食べました。

 

 

酸辣湯と小籠包でございます。

 

 

エビのレタス包み。

これもめっちゃ美味しいおススメの逸品でございますよ。

 

 

サラ以外は全員 アルコールの味がわかる人々でございます。

サラより人生の楽しみ方が一つ多い人たちということでございます。

で、サラにはわからない紹興酒7年モノと10年モノの飲み比べなどという洒落たことをなさっておられました。

 

 

第二次マンボウヤリフォーム隊最後の夜を金品茶楼で過ごして おっちゃんはご機嫌で、ここで写真を撮る…と言った図でございます。

 

 

同じくご機嫌にほどよく酔っぱらったトールがこの後、マッサージに行くと言い出し、おっちゃんとサラも「社長」に連れて行ってもらいました。

まさかの二夜連続マッサージの贅沢でございます。

全身マッサージに足裏マッサージ付のフルコースでしたが、トールもおっちゃんも マッサージの最初しか覚えていない熟睡コースでございました。

それでも、おかげさまで、全員 ボロボロになる前にメンテナンスができて、マンボウヤも「ブラック」の汚名を避けられました。

 

足元軽く マンボウヤに戻り、サラは即行でベッドに潜りこみました。

マッサージに行かなかった奈津子とあゆむちゃんは、2人で飲酒の続き…そこから、帰って来た奈津子と 豆腐をあてにマンボウヤで飲んでいたトールがまた合流して、彼らはどうやらまた3時就寝だったようでございます。

 

to be continued