子育てのテーマも流れがあるようです。

少し前は、「子どもの自己肯定感」
今は「怒らないママ」
というのが、流れのようです。

気持ちはとってもわかります。

子どもの自己肯定感はとっても大切だし、
できればいつだって怒りたくありません。

でも、「怒らないママ」というのは、
ちょっとひっかかります。

怒らないことにフォーカスしすぎると、
大事なことを見失うこともあるからです。

怒りがわいているのに、
それを怒らないでいる、ということは
そのエネルギーはどこに向かうのでしょう?

抑え込む?
→体に溜まります。

感じないようにする?
→嬉しい感情も感じられなくなり、
生きている感覚も希薄になりがちです。

完璧にコントロールする?
→コントロールしきれないときは
大爆発します。

そして、子ども自身は、どう感じるのでしょう?

子どもによっては、
ママが抑え込めば抑え込む(認めない)ほど、
エネルギー的につながっている子どもが
代わりに怒りを激しく発散させたりします。
(これは我が家の三男の場合 (^^;)

怒りはいけないものだと、
同じように体にため込む子もいます。

あるいは、大人と同じように、
感情を感じないようにする子もいます。

つまり、「怒らないママ」を目指すことで、
魂的には反対に不自然さ、不健全さが伝わっている
かもしれません。

では、どうしたら??

まずは、怒りを認めてしっかり感じること。
そして、その怒りがどこからきたものか、
向き合うこと。

そのうえで、少しくらい怒っちゃっても、
大事にはいたらない、
と自分を認め、許すことです。

(とはいえ、子どもが自分自身でいられないほど、
エネルギーが下がっているときは、
専門家に相談されることをおすすめします。
子どものタイプ、エネルギーの違いにも
よりますので、”よ~く見て”くださいね。)

それは、傷つけてしまった、と感じたなら、
ごめんね、その痛みは引き受けるよ、
という受容の意味もあります。
(責任ではなく)

怒りすぎたときは、素直に
子どもに謝ること。

怒っちゃいけない、と思うほど、
怒ってしまうことってあります(汗

子どもに怒ってしまうなんて、
私はひどい人間だ、と責めずに、
怒ってしまうこともあるママだけど、
その時は謝るね、一緒にやっていこうね、
と、優しく受け止めることです。

そして、その「怒り」がどこからくるのか、
怒っていないときに、向き合い、癒すことです。

というのは、今のママの怒りは、
実は、ママのママの怒りであったり、
ママ自身の子ども時代の痛みと関係が
あるものがほとんどだからです。

たいてい、怒りのスイッチが入るパターンは、
そう多くないでしょうから、
怒ってばかり、と思っていても、
取り組んでみれば、意外とそれほどでもありません。

「怒ってしまう」陰を切り離すほど、
陰が濃くなります。

自分の怒りも子どもの怒りも
受け容れられたとき、
本当の意味で
自分を認められるようになり、
子どもの自己肯定感も上がります。

また、見失いがちな大切なこととは何なのか、
これは、またいつか、書きますね(^^♪

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