数々のセッションや、子育ての過程で
知り合ったお子さんの中で、
兄弟姉妹の仲が良い、悪いというご家庭には、
明らかに共通要因があります。
それは、意識的であれ、無意識であれ、
「長幼の序」に即しているか否か、
ということ。
いきなり、古めかしい、と思わないでください(^.^)
昔の人々の智恵はすごいな、と
ここでも感じます。
魂レベルでも同じ、です。
何故なら、後から来る魂は、
すでに、前に子どもの魂がいることが
分かってきているので、
赤ちゃんの時点で、すでに納得済み。
その反面、上の子は、地上に生まれたって、
数年たっていますから、
たとえ、空の上で約束してきたとしても、
後から生まれてくる存在のことをすっかり忘れていて、
嬉しいのもつかの間、自分の地位を脅かす存在である、と
徐々に分かってくる、というのが現実です。
まずは、上の子、とよく言いますが、
全ての場面において、上の子を優先する、こと。
・おやつを渡すのも、お皿を出すのも、
上の子の分から。
・話を聞くのも、読み聞かせも上の子から。
下の子が赤ちゃんだったり、小さくて、
泣きわめいたとしても、この順序を必ず守ります。
そのうち、下の子が理解できるようになるか、
上の子が、下の子に譲れるようになります。
・そしていつも、上の子を尊重する在り方。
パートナーを尊重するように(^.^)
下の子が、わけわからない赤ちゃん時代だとすると、
少なくとも赤ちゃんより何かはできる上の子は、
つい、自立を求めがちなのですが、
ここは、踏ん張りどころ。
上の子を優先し、尊重することが、
近い将来の兄弟げんかを減らし、
(犬猿の仲のように兄弟で争い合う姿は、
親として最も胸が痛む場面でもあります)
遠い遠い将来、相続争いから無縁の、
兄弟で分かち合いができる未来へとつながっています。
次男がおなかにいるころ、このことを教えてくれた、
義理の母にものすごく感謝しています。
というのは、長幼の序をもって育てる、ということは、
他に誰も教えてくれなかったから。
今でもこのことを知らずに子育てをしていたら・・
と思うと、かなりぞっとします。
かくいう、我が家も、そのことを知りながら、
油断をして、いっとき、次男と三男の仲が、
険悪になったときがありました。
長男と次男は、3学年離れ、
次男と三男は6学年離れています。
次男が生まれた時は、
二人に対して、結構気を使って、
長男を優先、尊重していましたので、
けんかも時にはしますが、
まあ、仲は良い方だと思います。
けれども、次男と三男は6歳離れていて、
その時、結構できていた?6歳の次男が、
入学直前に、
「僕は、もうたくさん可愛がってもらいましたから、
これからはコウちゃんを可愛がってあげてください。」
と私に宣言しました。
いや~、この子すごいな!出来た子だな~、
確かに、2,3才でお兄ちゃんになるのと
6才は違うな、などと勝手に解釈し^^;
感心、油断したのが、数年後手痛い現象へと。
小学生時代は、それで何の問題もなく、
良く一緒に遊んでくれてもいて、
三男も大好きな兄、だったのですが、
中学時代のいわゆる反抗期に、
その潜んだ不満が噴出。
「なんで、この子は6歳も下の弟を目の敵みたいに、
言っているんだろう?
しかも、中学生で??」
初めは、その理由が分かりませんでした。
反抗期でもあるし、三男は、か・な・り!のやんちゃ坊主^^;
なので、腹を立てるのもある部分は理解できる。
とはいえ、それにしても・・・
恥ずかしながら、しばらくたって、
三男より、次男を優先、尊重することを、
意識していなかったことにようやく気づき、
私の言動を改めて、しばらくしてから、
次男と三男の仲が好転したのでした。ほっ
数年もたって、そんなことが浮上するとは、
思いもよりませんでした。
年齢の差は関係ないし、
大きくなっても、上の子優先。
肝に銘じ、ここでシェアいたしますね!
兄弟姉妹の仲が良くない、
という方は、ぜひ、今日から、言動を変えて
みられてくださいね!
下の子がしばらくは抵抗すると思われますが、
そこはぐっと乗り越えて!
また、上の子のことが可愛がれない、
という方も、優先、尊重することなら、
できるのではないでしょうか?(^_-)-☆
そして、上の子がどうしても可愛がれない、という方は、
潜在的に、思い込みや観念、過去世などの
しがらみがあるのかもしれません。
そんな方は、ぜひ、
お待ちしています(^.^)
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