JICA中部には、「なごや地球ひろば」という施設があります。
ここでは、国際協力をテーマに、「貧困」「環境」「教育」など
世界や開発途上国の現状や抱えている問題を、体験型の
展示を通じて学習ができる「体験ゾーン」、世界の味に出会える
「食のゾーン(カフェ)」、フェアトレードショップ、JICAボランティア
活動のパネル展示などがあり、世界の様々な現状を感じる事が
できます。
「体験ゾーン」では、クイズやゲームを通じて、世界が抱える問題を知り
それを解決する方法を探ります。
子どもも大人も、それぞれの等身大で参加できます。
子どもには難しいのでは?とお考えの方もいるかもしれませんが
大人だって全てを理解してるかというと、そうではありません。
ひとりひとり、自分なりに感じる事。知る事。それが大切だと思います。
この日は、息子も一緒に。
ずっと「世界」を感じられる環境で生活してきたので、自然に興味を持って
います。
思えば、小学生になってからの夏休みの読書感想文では、2年生の時を
除き、ずっと世界に関係ある本を自分で選んでいました。
1年生の時の感想文を読んだ時、小さな息子がどんなふうに外国での
問題をとらえ考えているかを知り、親の私たちも驚いた事があります。
小さいからわからないのではなく、小さいなりにわかっているのです。
途中から私と息子は別行動の時間もありましたが、息子は息子で満喫
していたようです。
特に、途上国での問題がリポートされている映像作品には子どもが
出ている事で、子ども同士響く事が大きかったらしく、食事も自分は
さっさと終わらせ「もう一度見てくる・・・」と、何度も見ていました。