先日、日本から出張で来ていた同僚の方たちがイフラヴァで過ごす最後の週末ということで、チェコの地元情報を入手し、ブルノの近くにある「Macocha(マツォカ)」という洞窟に行ってきました。
インターネットから場所を調べて、住所をナビに入力していったものの着いたところは町のど真ん中のバスターミナル・・・。
旦那が寒い中ハンバーガーをかっ食らうおばちゃんをつかまえて、場所を聞きたどり着いたのは、山の中の冬季休業中っぽいロッジ・・・。でもここに大きな駐車場もあり、間違いなくそれっぽい。でも周辺はトイレも閉まっているし、お土産やも閑散・・・。
大丈夫か??
お土産屋さんでおっちゃんにトイレの場所を聞くと、山の下の方を指差されたので、そっちに行くと、谷に降りていくゴンドラがあって、どうやらこれに乗るらしい(しかも有料)。洞窟も下にあるらしいので、いいのかな?と思ってチケットを買って乗ってみました。
短い距離だったけど、断崖絶壁を降りていくゴンドラはちょっとした迫力!
下に行くとトイレやロッジがあって、チケット売り場がありました。どうやらここが洞窟の入り口らしいです。入場する時間が決まっていて、50人くらいの人数で固まってツアーに入ります。
チェコ語のガイドがついてまわりますが、どうせ聞いてもわからないので私たちは一番最後に入りました。でも後ろにも係員はついて、はぐれる人や鍾乳洞を触る人がいないようにしています。
洞窟の中はちゃんとコンクリートで道が舗装されていて、子供でも歩けます☆階段もしっかりしたものだし、まさにディスニーランドのよう!!天然『カリブの海賊』です。
もちろん、海賊の人形が置いてあったり、宝箱が置いてあったりはしないですけどね^^
コースは横の辺の長い二等辺三角形のような形をしています。最初は歩きのコース。何百年、何千年とかけて作られた乳白色の鍾乳石が次々と出てきます。ライトアップも効果的で、とてもきれいです!
内部の鍾乳洞を歩いていくと、ぽっかり外の空が見えるところに出ました!断崖絶壁に囲まれたその下には小さな池があり、何か鉱物が混じっているからなのか、神秘的な緑っぽいようなブルーの色をしています。チェコ語なので、ここがなんという名前で呼ばれているかわかりませんが、ホームページで予習したところによると、昔はよくここで自殺者が出たそうな・・・。確かに高いし、雰囲気が神秘的で、なんとなくここで死ぬと違う美しい生き物に生まれ変われそうな気がしないでもない
そこを抜けて、また洞窟の中に戻るとしばらくして鍾乳洞の中に川が流れていて、3班に分かれて、川をボートで進みます。おぉ!ますますアトラクションっぽい!!
ボートに乗っている間は危ないので、カメラ撮影は禁止です!
濃いあおみどり色の川を進んでいくと、ところどころ道がせまかったり、天井が低くて頭がぶつからないように首をひっこめていなくちゃいけないところも!!
途中に一回ボートを降りて、また鍾乳洞を見ます。けっこう広いんですね!
そしてまたボートで移動して外に出ていて、ツアーはおしまい。着いた場所は出発した場所のすぐそばでした^^
1時間ほどのツアーでしたが、見ごたえ十分!!ホントに面白かった!!足場もしっかりしているし、小学生以上の子供なら自分で歩いて行けるでしょう!単独行動をしない、手すりを越えないとか、鍾乳石はさわらない、ボートでは水面を触ったり、カメラを写したりしないなどの基本的なことを守れば、危険なところもありません。1年中やっているようだし、観光にもいいのではないかと思います^^
こんな形だったのね!
洞窟の中はかなり寒いのではないかと思っていましたが、思ったよりも暖かかったです。
またひとつお気に入りスポット見つけました