最近読んだ本の中で
読み応えのあったものを3冊紹介します。
こちらの
「好き嫌い」と経営 は
「ストーリーとしての競争戦略」の著者でもある
楠木 建さんの著書。
「正しいこと」と「正しいこと」の選択の際の
意思決定の瞬間では
経営者の「好き」、「嫌い」がはっきり現れるというもの。
日本電産、永守社長との一問一答のかけあいは思わず笑ってしまうと同時に
永守社長の極め度合いはさすがだなぁと感心してしまいます。
改めて自身の「日々のこだわり」を再確認できる1冊です。
「好き嫌い」と経営/東洋経済新報社
¥1,728
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続いてはこちら
メガネ業界の革命児
JINS、田中社長の著書。
先輩経営者としてよく直接話を聞かせてもらっていますが、
勝負どころの見極めと振り切り方は
なかなか真似のできる領域ではありません。
文中に
「ショッピングセンターに来るお客様の目線を忘れるな」
というパートがあるのですが、
まさに私も今、意識をしている
都心のお客様だけでなく
地方、全国のお客様の目線を持てるかが重要という部分は
特に共感します。
振り切る勇気 メガネを変えるJINSの挑戦/日経BP社
¥1,512
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最後、締めくくりがこちら
ワンルームデザイナーズマンションで一時代を創った
元エスグラントコーポレーション
杉本社長の再起までの道のりの一冊。
苦しい道のりを乗り越えた人だけが語れる
重みのある言葉が響きました。
30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由/ダイヤモンド社
¥1,620
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「日々の重要な経営判断は
それまで蓄積されている
根本的な考え方で勝負が決まる」
これからもそう肝に銘じて行きたいと思います。