大日本印刷、絵柄が立体的に見えるギフトカードを開発

●「デコレリーフカード」（カード価格：10万枚

作成で初期費用約60万円）
2010年1月5日発売

　大日本印刷（DNP）は、絵柄が立体的に浮かび上がって見え

るプラスチックカード「デコレリーフカード」を開発したそうです。
　企業のギフトカード導入を一括支援するDNPのASPサービス

「バリュータクティクス」の新サービスメニューとして販売を開始

する。

　DNPが08年9月に開発した、三次元コンピューターグラフィック

ス（3DCG）のデータから微細な凹凸のパターンによって立体感

を表現する「スクラッチ3D」の技術をプラスチックカードに応用。

「カードの絵柄が光の向きや見る角度によって変化し、立体的

に見えるデコレリーフカードを開発しました。カード読取端末で利

用する際、プラスチックカードの厚さを均一にする必要があるた

め、物理的に立体化したデザイン表現は困難です。しかしスクラ

ッチ3Dは、平面上で絵柄を立体的に見せる表現に優れており、

多様なカード読取端末に対応することができます。また、デザイ

ン上の制約も少なくなるため、企業のロゴマークや製品を立体

的に表現するなど、高級感や限定感のあるギフトカードにも最適

です」（リリースより）とのこと。

　こんな感じでいろいろ立体表現が可能になるそう。
　カード製作費とバリュータクティクスの利用費は、個別見積もり。

「通常のカードと比べた場合のデコレリーフカードの追加費用は、

10万枚作成の場合、デザイン制作およびプレス板作成の初期

費用として約60万円、カード価格として1枚あたり約6円（税抜き）

程度」（リリースより）。2010年度で1億円の売り上げを見込む。

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