広島県庄原市東城町「お通り」が11月2日(日)に行われます。

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お通りは江戸初期から行なわれています。
広島藩家老職東城浅野家の五穀豊穰祈願の依頼により執り行われた祭礼の最終日に神輿と行列が町内を練り歩いたのが「お通り」のはじまりだとされています。
その後武者行列も加わり今日まで伝えられています。

このお通りの特徴は母衣(ほろ)にあります。
母衣はもともと戦場で背後からの矢をよけるための武具ですが,東城では子どもの健康と平和を願って「母の衣で包む」という意味を持った「母衣」という装飾品として現在のような姿に変化してきました。
記録によると約270年前にはすでに現在のような母衣が作られていたようです。
東城に伝わる母衣は全国的にも珍しい形状をしています。
また,毎年母衣を見ることができる行列も珍しいと言うことです。

これが母衣(ほろ)です。


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