借家のメンテナンス | 聖地への旅 国立市の旅行会社カイラス

聖地への旅 国立市の旅行会社カイラス

アジアを中心に聖地への旅を案内しています。
小さいけど、心のこもった企画をさせていただきます。

お隣の親子は早い夏休みをとって1ヶ月のハンガリー帰省中です。

その間、お手伝いの女の子が泊り込んで家と犬を見ています。

こういうとき、お手伝いさんがいると気兼ねなく家を空けられていいなー、と思います。


数日前からそのお隣にメンテが入り始めました。

「留守中に大家さんにやって欲しいこと」のリストをしっかり残していったようです。


昨日の夕方覗きに行くと、外壁の内側にセメントとなにか白い粉を混ぜたものを塗って、

壁の表面をスムーズにしていました。

乾いたら、その上にペンキを塗るのだそうです。


うちのざらざら塗装の外壁は、雨で湿ったところがところどころ黒や緑になってきました。

一度洗おうとしましたが、水でぼろぼろ剥がれてきて、慌てて止めました。

うちの大家さんにもメンテ頼みたいなー。

でもケチなので無理でしょう。


バリの賃貸では、大家の責任と借家人の責任の所在があやふやです。

契約書なんてあってないようなもの。

イギリスの自宅を不動産会社を通して賃貸に出しているのでわかるのですが、

契約社会のイギリスでは、その辺は法律でしっかりと規定されています。

バリで家を借りつつ、一方で大家である私は、メンテにかなりの出費を強いられています。


ところがここでは大家さんが払ってくれたらそれはラッキー。

先日も自腹でガスのレギュレーター交換しました。

エアコンの点検も自分でやってといわれました。

隣の大家さんはちゃんと点検してくれていたので、値段を聞いてみると一つ4万Rp。

「4000円は高いなー、これじゃうちの大家は出さないなー。」

「あれ、ちょっと待って、4万Rpって400円だ。」

「じゃあうちの2台もお願いします。」

というわけで隣の大家さんにうちのエアコン点検をお願いしました。


インドネシアの通貨はゼロが多くていまだによく間違えます。

すでにデノミが決まっているとかいないとか。


で、話を隣の外壁に戻すと、暗くなってもまだ塗っています。

昼間は乾きが早すぎるので、夜でないとダメなのだそうです。

気がつけば9時過ぎ、まだ塗っています。「よく頑張るなー。」

そして12時。「日付が変わっちゃったよー。」

結局帰っていったのは1時半でした。


バリ人って、たらたら仕事しているか木陰で休んでいるイメージしかなかったけど、

やるときにはやるじゃん!