みなさまおはようございます。

今日3月8日は「国際女性デー」です。

イタリアでは、男性達が女性達に

日頃の感謝を込めてミモザの花を

プレゼントする習慣があります。

 

日本と同様にこの時期は

イタリアでもミモザの花が満開です。

 

職場へ行っても、バールへ行っても

会う男性がミモザの花を

プレゼントしてくれます。

 

美術館や映画館へも女性は無料で入れたり

割引のサービスを受けられたりします。

 

でも、本当に意味するところは

「社会においての女性の地位について」だと思います。

一般的論では「男性と同等であること」を掲げていても

現実はまだそうではなかったりします。

 

仕事の面接の時は、結婚と出産の予定がありそうな

年代の女性は不利だと言われています。

採用しても、1年の産休(賃金は支払われる)

と産休明け1年は1日4時間の労働という条件は

会社の経営にとっては損失にもなりえるからです。

 

日本人が抱く、イタリアの女性に対するイメージは

家に居る「マンマ」かもしれませんが

実際には「人生は仕事だけで良い」と

考えている人も少なくはありません。

 

このような傾向は、日本と比較しても

変わらないように思います。

 

一方、ちょっと違うのは

イタリアの男性の方が、育児に

より多くの時間を費やしていることかと思います。

 

保育園、幼稚園の送り迎えに行く

お父さんは結構居るようです。

 

「ミモザの日」

わたしがミラノに住んでいた頃のことですが

夜は、女友達同士でつるんで男性のストリップショー

を観に行くのが流行っていました。

今はどうなのかはわかりませんが

普段、女友達同士で出かけたり、旅行したりする機会は

日本人女性と比べるとずっと少ないので

この日だけは女性同士で出かける特別な日

という印象がありました。

 

今日のブログのテーマに戻ります。

 

近所のお宅の庭に立派なミモザの木があります。

 

 

 

 

 

この季節、ここを通る度にわたしは

「ここには恐妻家が住んでいらっしゃる」

と皮肉ってしまいます。(笑)

 

 

 

 

 

花より団子のわたしは、先日のブログで少し触れた通り

ミモザの形と色を象ったミモザケーキを作りました。

 

 

 

 

 

この時期、イタリア中のお菓子屋に並んでいるものだと思い

ヴェネツィアの友人に聞いたら「そんなの知らない」って

言われました。

3月8日に出現するのは、沢山のミモザの花を売る

「キオスク」だと言われました。

 

ミモザケーキの特徴は、ふわふわで柔らかくて

雲のようであることです。

わたしのものは、シフォンケーキをベースにしているので

より一層ふわふわです。

 

乳製品と白砂糖は使っていないので

食感もかる〜く仕上がっています。

 

 

 

 

 

中にパイナップルを入れたり、削ったホワイトチョコレート

をトッピングしたりと様々なバージョンを

作って楽しみます。

 

 

 

 

 

中は3段にして、クリームを挟んでいます。

 

 

 

 

 

ドーム型にクリームを塗って

 

 

 

 

 

ダイス状にカットしたシフォンで周りをデコレーションして

完成です。

 

 

 

 

 

いつも読んで頂きありがとうございます。

どくしゃになってね…