失敗できる余裕! | サンディエゴ発ライフ・イズ・グッド!

失敗できる余裕!

三村 浩です。

普段はほとんど映画もDVDも見ないのですが、昨日は南極物語を見ました。

今日はその中で印象に残った場面をもとに書いています。

第一次南極越冬隊は越冬の間それぞれ研究課題を見つけるということになり、最年少の隊員がオーロラの観測を課題に取り組んでいた時のこと。不注意から居眠りをしてしまい、可動式の小屋を全焼する大失態を犯しました。

本人は落ち込み、他の隊員からは

「研究などせずに粛々と1年無事に過ごせば良いのだ」

と。。。

その時、隊長が、

「人間は学ぶために生まれてきた。失敗を恐れずどんどん経験をしなはれ」

というようなことを。。。

投資は余力ですることが当たり前のように言われていますが、それは、失敗できる余裕が必要だからです。

人生にも投資にも失敗できる余裕を持ちましょう。

僕は二人の大学生を抱える身。普段の生活資金繰りの中から投資に回すお金はそれほど多くはありません。

僕の投資はリタイアメント口座内の資金。

アメリカの現時点の法律では59歳6ヶ月になるまで引き出すことはできません。

すなわち、今は使えないお金=「失敗できる余裕」。

さらに余裕を創りだす努力はもちろん必要。。。


知らずしらずのうちに、失敗しないようにと教え込まれてきていませんか?

良いとか悪いとはではなく、成長するためには、失敗も時には必要なのです。


僕は元プロ野球監督、野村 克也氏が言っていた言葉、とても気に入っています。

「失敗と書いてけいけんと読む」

こう思うだけで、失敗したらどうしようという恐れが和らぐと思います。

ありがとうございました。