メダリストから学ぶ育成のルール | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

激辛講師
ダメ出しの専門家 北村美由起です
本日は辛さ☆☆☆です

 

研修をしていると時々こんな言葉を聞きます

「あの人はあんなふうに態度悪く見えますが
言えばなんでもやってくれますし仕事も早いです」


仕事が出来る人に対しては
気になる事があっても大目に見て言わない
そんなルールが職場にあるのです

不機嫌な先輩上司が職場で一流のクラスなら
新人や若い人は
一流になろうとはしないでしょう

入ったばかりの人が不機嫌な態度で仕事をし

それが周りに通ってしまうのは
それはその人が、入ってすぐに組織を

「ちょろい組織」と判断したからです

 

言える人などいない

言う環境などないと見破っているのです

 

平昌オリンピック

羽生選手、アメリカのアダムリッポン選手

フィギュアの坂本歌織選手と

カーリング女子のあの笑顔

 

寒いリンクに、寒い北海道にあの笑顔があったら

周りはみな「なんてすばらしい笑顔なんだ」と

寒い場所での観戦も楽しくなります

 

私はTVを見ながら

「一流ってこういうことなんだな」と思いました

一流って、技術と印象のコントロールの努力も
怠らずに行うんですね

 

でも

坂本歌織さんはプロではありません
 

笑顔も得点に含まれ
いわゆる「仕事」として求められるのですから
全力で良い仕事をしようとしているわけです

仕事とは
技術点は高いが、表現力が低ければメダルには届かない
であれば本来は
表現力の練習をしなければならないのですが
「表現力は好きではありません」と
嫌がってやらないのです

オリンピック選手の好感度の良さは

すばらしい自制からの結果です

 

でも何と言っても自制ナンバーワンは
小平奈緒さん!!!!!

人柄と人間性のすばらしさは
多くの人がファンになったと思います
あの自制が「お世話になった人への恩返し」
という意味ではないかと、そう思えて仕方がありません

研修を行っていると
笑わない人、一生懸命に取り組まない人を見ます

町には嫌な空気を平気で発している人がたくさんいます

(特にタクシーの運転手さんに多いです)
それに自分で気が付かない

いえ、正確には気付こうとしないのです

人に悪い印象を与えないようにしようとする

努力をしないだけです


職場の中で、感じ悪くしていても

誰も何も注意しないなどあってはいけない事です

それは他の人を不快にするだけでなく
チームワークも乱します

生産性をあげようとする職場の環境を乱すという事です

カーリング女子を見ていると
気が合う仲間だからではなく

チームワークを良くする努力を怠らない

そんなルールがあるように感じました

 

一流になるために必要な条件が
選手たちから見る事が出来ました

さて、明日から私も印象のコントロール
磨いていきます!
ご一緒にいかがですか