転倒予防!つまずかない為には脚を上げる? | 横浜 桜木町 パーソナルトレーナー 戸井田桂のブログ

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皆さん、こんばんは。
横浜  桜木町で活動しているパーソナルトレーナー   戸井田桂です。

先日は、今年度最初となる綾瀬市役所さまの転倒予防講座でした。


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(バスを降りてから会場まではのどかな道を歩きます)



▪︎転倒予防しない為に

転倒予防の為の身体作りには様々なポイントがありますが、中でも大切にされているのは

   つまずかないこと

ですよね。

つまずくのを防ぐ為の心がけとしては、

  ・つま先を上げましょう
  ・脚を上げましょう

などと言われます。
すり足で歩いていたり、前につんのめったような歩き方をしていればつまずく可能性が高くなってしまうので、脚やつま先を高く持ち上げる事ができるのは大切なこと。

そして、これらの役目を果たすのは前脛骨筋(スネ)や腸腰筋(モモの付け根)などですから、そこを意識して歩いたり、筋肉を鍛えるエクササイズを日々実践する事が推奨される訳です。

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上記のような座位での脚上げは、太ももの付け根や前側全体、スネの筋肉を鍛える種目として勧められる事が多いようですね。
確かに筋肉に刺激は入りますし、感覚的にも力が入っている事を味わいやすい種目ではあります。

…が、この種目が最も重要かというと、幾つか疑問が生まれます。



▪︎つま先や脚を高く上げるには

シンプルに目的がつま先を上げる事、脚を上げる事であるならば、その為の筋肉を鍛えればOKです。

しかし、ここではあくまでも転倒予防が目的ですから、これらの動きは立った状態で行える必要があります。
立った状態で片脚を持ち上げるという事は、反対の脚で片脚立ちをするという事。
つまり、軸足でバランスが取れないと脚やつま先を上げる程の余裕が生まれません。

いくら座った状態で筋肉を鍛えても、片脚立ちが不安定である限り転倒予防への貢献度は低いのです。
まずは閉眼でなくても構いませんから、きちんと片脚でバランスが取れるように練習する事が大切ですね。

片脚立ちにもポイントがありますが、長くなってきたのでまた次回に持ち越します。