株高に対してドルの買い旺盛でなかったことの意味は? | トレードタイム 情報サポート室

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■昨日は、米長期金利が低下したことや原油価格が

50ドルの大台割れを背景として、ドル売り優勢の

展開となりました。

 

しかし、NYダウが史上最高値を更新したことで、

安値を拾う動きもみられ113円台ミドルはキープしました。


■さて、本日はECB理事会となりますが、

資産購入プログラムに関しては予想通り

半年間延長すると想定しています。

 

しかし、その資産購入の月額に対する金額が

ポイントになるのではないかと思っています。

 

特に原油価格が上昇したこともあり、インフレ懸念は

以前よりも格段に上がっているので注意はしたいところです。


■また、株式市場でもNYダウが史上最高値を更新し、

いよいよ2万ドルの大台を視野にした動きと

なっていることが目立ちます。


今後はトランプラリーを背景に底堅い動きが想定されますが、

来年就任したのちの動きとこれまでの期待感との

ギャップが、今後は焦点になりそうです。

 

また、昨日の株高に対して、ドルの買いが

入っていなかったことは、

今後の変化の兆候かもしれません・・・

 

このことは、株は株自体の材料で流れに遅れたくない買いが

買いを呼び、ドル買いがついていっていなかったこと、

そして「セリングクライマックス」の逆の動きを呼びこす

可能性もあるのかと思ってしまう位の勢いで、

やや怖いです。

 


■そして、今年最後のFOMCが来週に控えますが、

追加利上げだけでは市場は既に折り込んでいるので、

来年以降の追加利上げのペースに関して何らかの

手がかりが出るようであれば、115円突破もあると見ています。


しかし、今までの流れを見る限りイエレン議長のスタンスは

かなり慎重な面が目立つこともあるので、

期待はしにくいのではないかみています。

 


■一方、コモディティ市場を確認すると、原油価格が昨日、

大台の50ドル割れがあったこともやや気がかりです。


OPEC協調減産以後ペースを加速して上昇しました。


しかし、チャートを見れば2日前のコマ線、そして昨日の

大陰線と悪い流れを見れば一旦は、調整国面に入る

可能性もあるので、ドル円にとってはマイナス材料に

なる可能性もあるのでこちらも注意しておきたいです。

 

 

■最後に、本日のドル円です。

 

4時間足ベースのボリンジャーバンドでは、平行線になり
持合いを示唆しています。

 

基本的には、調整に入ると見ているので昨日の安値を

中心にブレイクダウンのポイントを図りたいと考えています。

 

・昨日安値…113.40円

・5日安値…112.85円

 

 


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