コロンボ市の大衆食堂「バナナリーフ」で夕食をする | 下丸子へ通う75歳の元社長のブログblog

コロンボ市の大衆食堂「バナナリーフ」で夕食をする

現地添乗員に一般市民の食堂か屋台の繁盛店を探せと指示する。

私の企画でない一兵そつで参加した海外での食事については
与えられた食事を黙々と食べる事で不平不満は言いません。

団体行動では聞き苦しい不満をあれこれ言う遊人の若者もいる。
アワビが小さい、トコブシではないか!などと悪たれつく連中。

不味い料理だと言ったり自分は一見客の行かないすし屋でしか食べない。
どこそこのフレンチ・イタリア・エスニック料理が美味いなどといって
自慢する連中も聞くに堪えない。

そうゆう若者がFacebookなどにファーストクラス・ビジネスクラスの
搭乗券をアップしたりラウンジ内部の写真などをアップする。

又は富裕層しか行かないレストランすし屋の自慢話など見ていると
社員・従業員を動かす事業経営者・製造業社長にはなれない。

私は海外での食事はその国の一般市民で勤労者が収入のなかで
家族で安心して食べられる食堂・屋台・レストランを中心に選びます。

富裕層だけしか食べに行かない店がいくら美味くても行く気にならない。
ただし仕事関係・社長同士でのお祝事・懇親会などでは
会社交際費で落として自腹で食べることはない。

現地添乗員にコロンボ市内で一般市民が気軽に行く繁盛店を
指定していくことにしました。添乗員は観光客には お勧めできないと
悩んでいましたが、不平を言わせないので連れて行ってくれと
強引に頼み込みました。


一般市民に人気のある店名バナナ・リーフ食堂で夕食をしました。
現地添乗員は夕食を毎回観光客の行かない店ばかりに
指定してビックリしています。
スリランカの一般国民 年間所得平均2400USドルなので贅沢は出来ない。


上記3枚の写真を中心に食材を選び出してテーブルに持ってくる。


バナナの葉に直接自分で選んだ食材を乗せ右手だけでつまんで食べる。


タンドリー・チキンはインド・パキスタン・バングラだけだと思っていましたら
スリランカにも美味しいタンドリー・チキンがありました。


最初にタンドリーチキンを手づかみで食べる。


スリランカチャーハンを手づかみで食べるが中々上手くいかない。
だんだん慣れてきて口元まで運べる様になる。


日本米と違って粘りがないのでボロボロとこぼれて悪戦苦闘するが
コロンボ米は思ったより旨い。手づかみで食べる食感がスプーン・フォーク
金属が口に当たるのと違って、食指が動く、に通じるのだろう。


私以外はフォーク・スプーンで食べているのは現地のレストランには失礼だ。


二枚の現地人は子供でも器用に右手だけで食べている。
私達、日本人がめずらしてじろじろと見ていた。


私のバナナの葉にはご飯粒一つも残していない。
タンドリーチキンの骨、エビの皮以外は残していない。

今年75歳になるが昭和21年 ガキのころの満州からの引揚者は
骨の髄まで染み込んだ
貧乏生活が抜けきれないのだ。


下記の四枚の写真は食べ終えた後の食べ物を残したあとです。
このように米粒を残しても平然としていることは昭和20年~30年には
考えられないことです。



他の人達のバナナの皿を見渡すと米粒がいっぱい付いている。
一人ひとり名前を書き出して公開したいがプライバシーがあるので
あえて名前の公開は差し控えた。

食べ終わった後の皆様の感想は全員美味しかった、と言っていました。
次回来る機会があれば全員バナナリーフを指定すると思います。

観光客専用レストランでは体験出来ないし夕食は安くて旨い。
一人当たり日本円で200~300円あれば十分堪能できます。