香港H株について気になること
香港H株で時価発行額の小さな上場会社は一部を除いて入替えしました。
昨年12月考察団に参加した折、北控水務(0371)の話がありました。
帰国後の12月13日から一部の成長株を売却して北控水務に
入替えをしました。
ところが北控水務が12月22日株主に有償増資を発表しました。
二株につき一株1.485ドルの割り当てが決定しました。
当社、個人を含めて三ヶ所の証券会社と取引をしていますが
日本では有償増資を受けることは出来ません。
内容を確認する為に東洋証券の深堀氏に質問しました。
「今回の有償増資について1月17日の締切り後権利落ちした
理論価格で買い増しをしたいのですが、いかがなものですか」と
質問しましたら「今回の北控水務は親会社がコングロマリットで
信用力もあるし将来もっともっと事業拡大される可能性がある
したがって理論価格までは下がらないかもしれない・・」
と話していました。
長期保有で持つ株だと判断していますが会社の資金繰りや
設備投資の実行資金が必要な時には法人、個人の持株も
一気に処分する必要のありますので時価総額1000億円以上の
会社なので売却時の心配はありません。
今までは都市銀行の借入金で賄う方法で経営していましたが
リーマンショック以後の資金運用には慎重になり出来るだけ
自己資金で賄いたいと思っています。
しかし、超低金利で運用できる場合はケースバイ、ケースで
借入したいと思っています。
香港株式市場は昨年、11月初めから12月末まで持株が
15%近く暴落しましたが年が明けた1月3日から数日間で
ほぼ戻しています。もちろん為替が円安に動いた事にも
よりますが、「春から縁起が良い」と勝手に思っています。
今年は良い年になりそうですが油断大敵を頭の隅において
何が起こっても「又か~~」と通り過ぎる気持ちで長期保有株に
心がけたいと思っています。