スマートエクササイズ100(シンスプリント対処法) | 豊洲カイロプラクティック(江東区豊洲のカイロ・整体)のブログ

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さまざまな事について記していきます。

スマートエクササイズ100
(シンスプリント対処法)





お陰様で、この度スマートエクササイズは100回目を迎えました。これからも、日常生活をはじめ健康に役立つ様々なエクササイズの情報をお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、引き続きシンスプリントについてです。今回はシンスプリントの対処法についてお伝えします。

シンスプリントは痛みの程度によって対処法が異なります。
①痛みはあるがウォーミングアップを行うと無くなる
②ウォーミングアップで痛みが無くなるが、運動の後半や終了間際に再び痛みが出る
③日常生活に支障はないが運動中は常に痛い
④常に痛みがあり日常生活にも支障がある



①②では運動量の調整を行い、患部のアイシングとストレッチやセルマッサージを運動後と入浴後や就寝前に行います。この段階でしっかりケアすることが症状を悪化させない、長引かせないポイントです。


③④まで進行してしまった場合は運動を中止し安静を心掛け、アイシングを徹底します。そして、ストレッチやセルフマッサージを痛みのない範囲で行います。



これらに加え整形外科では③④のように痛みが強いときには内服薬や外用薬(どちらも消炎鎮痛剤)を処方し、必要に応じて超音波などの医療機器も用いた治療も行われます。

一方、カイロプラクティックの治療では問題を起こしている筋肉にアプローチすると共に重心の崩れや可動制限などが患部に影響を及ぼしていないか全身を細かくチェックします。そして、その結果をもとに必要な箇所に調整を施し、患部への負担を軽減させます。


シンスプリント(後方型)と似たような症状に脛骨の疲労骨折があります。鑑別はレントゲン検査やMRI検査によって行うことが出来ますが、疲労骨折の初期段階では画像で確認できない事もあります。痛む箇所が両者とも脛骨の内側ということで鑑別が難しいのが現状です。

但し疲労骨折の場合、痛む範囲がシンスプリントに比べ狭い事が多いので押して痛いところがピンポイントの場合は疲労骨折を疑ってみてください。更に痛くていつも通り歩けない、安静にしていても痛い、腫れが酷いときは疲労骨折の可能性が高いので整形外科を受診するようにしましょう。


シンスプリントのようにオーバーユースが起因する障害は急に歩けないほど痛くなったり、動けないほど痛くなることはなく、必ず段階を踏んで症状が進行します。したがって初期段階でしっかりとしたケアをすることが大切です。


ぜひ、以下のブログを参考にしてください。

アイシング方法
ブログ:スマートエクササイズ35(腸脛靭帯炎の対処法)

前脛骨筋ストレッチ
ブログ:スマートエクササイズ92(前脛骨筋スとレッチ)

後脛骨筋ストレッチ
ブログ:スマートエクササイズ95(後脛骨筋ストレッチ)

後脛骨筋マッサージ
ブログ:スマートエクササイズ97(後脛骨筋マッサージ1)
ブログ:スマートエクササイズ98(後脛骨筋マッサージ2)


古屋 成悟


他のスマートエクササイズはこちらから
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