妊娠すると、バランス良く栄養を摂ることが大事だとよく言われます。
妊婦さんが偏った栄養を摂っていると、赤ちゃんにどう影響があると思いますか？
妊娠した豚で実験を行った結果がありますので、紹介したいと思います。
（森山晃嗣 真実のサプリメント参考）
1例目
妊娠初期の雌豚にビタミンAを全く含まない餌を与え続けました。
11匹の赤ちゃんが産まれたのですが、全て眼球がないまま産まれました。
2例目
雌のラットにパントテン酸を全く含まない餌を与え続けました。
このラットは1匹も赤ちゃんを産むことができませんでした。
次のラットには、少量のパントテン酸を与えると、40％が胎児を宿しましたが、半分は奇形でした。
最期に、適量のパントテン酸を与えると、95％が子を産み、ごく一部だけ奇形でした。
3例目
雌のラットに葉酸を全く含まない餌を与え続けました。
パントテン酸と同じように、全く赤ちゃんを産むことができませんでした。
また、軽く葉酸が欠乏するようにすると、95％が奇形となりました。
今、日本の奇形児で多いのが、目がひとつしかない単眼症と、脳がない状態で産まれてくる無脳症です。
しかし、ここで注意して頂きたいのが、「妊娠したらビタミンA、パントテン酸、葉酸を摂らないといけない！」ということではありません。
たった一つの栄養素が不足するだけで、赤ちゃんに大きな影響を与えてしまうということです。
あなたのお腹の赤ちゃんは、必要な栄養をしっかり摂れていますか？
あなたが赤ちゃんに必要な栄養をきちんと食べることで、赤ちゃんの病気を未然に防ぐ事ができます。
健康な赤ちゃんを産む為にも、まずは赤ちゃんに必要な栄養素をしっかり勉強していきましょう！
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