この本を読むと長年のなんで?が明確になる。
そして、日本が国際関係においてどう対応していけばいいかの指針が書いてある。
例えば、トッド氏曰く、これまで、アメリカとサウジアラビアは特別な関係を築いてきました。それはなぜなのか?中東の原油を押さえるためだ、、、、
アメリカが中東の原油をコントロールするのはむしろ、ヨーロッパと日本をコントロールするためなのですよ。と。
中国についても大変重要なことが書かれてあります。
中国の未来を予言するという所では、なにが問題で、どうそれに対応すればいいかということも書いてあります。
ロシアやイランに対してはどうなのかということも書いてあります。
ヨーロッパに関心は無くても中国に関心がある人は読んでみたらどうでしょうか。