第3回教養強化合宿(学生限定)および千坂恭二氏を囲んで飲む会(一般参加可)開催のお知らせ | 我々少数派

第3回教養強化合宿(学生限定)および千坂恭二氏を囲んで飲む会(一般参加可)開催のお知らせ

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 【第3回“夏休みで差をつけろ!”学生向け教養強化合宿】
 昨年8月、今年3月におこなった合宿の第3弾である。
 過去2回と同様、参加費無料・食住最低限保障、福岡までの往復交通費のみの負担で、新学期からいきなり超優等生、という夢のような合宿だ。
 開催主旨は下記のとおりで学生(高校生・大学生・院生)限定、また内容は過去2回とほぼ同じなので、すでに過去参加した諸君はご遠慮いただきたい。
 参加希望者はwarewaredan@mail.goo.ne.jpまでメールを。

 8月9日(日)~16日(日)、7泊8日の合宿である。
 参加者には9日の夜に福岡入りしていただき、交流会。翌10日から毎日“9時5時”で、私が付きっきりで講師役を務める“詰め込み教育”的な座学三昧の6日間となる。実質的な最終日である15日の夜には、大阪から思想家・千坂恭二氏を招いての打ち上げ的な交流会をおこなうが、そこらへんの学生には(かなり優秀な学生であっても)チンプンカンプンなはずの千坂氏の難解なトークが、たった6日間の集中学習を経てスラスラ理解できてしまうという、当合宿の衝撃的な効能を実感するであろう。16日の朝に解散、である。

 座学では、過去2回と同様、左翼思想の入門書1冊、左翼運動史の入門書1冊、そしてポストモダン思想の入門書1冊の計3冊をひたすら読み進めていく。
 左翼思想を理解しておかなければ左翼運動史は理解できず、左翼運動史を理解しておかなければポストモダン思想のモチベーションが理解できず、ポストモダン思想を理解しておかなければとくに人文系の学生としてはお話にならない。この脈絡を、大ざっぱにでも把握している学生が、現在そんなに多いとは思えない。むしろほぼ皆無に近いはずである。したがって、当然たったの7泊8日では“基礎中の基礎”しか伝授しえないとはいえ、それだけでも現在の学生の平均的水準からは圧倒的に抜きん出ることが可能なのだ。
 もちろん私は“左翼学生”を育成しようというのではない。そもそも私はファシストであり、左翼を敵視している。当然ながら左翼思想・左翼運動史そしてポスタモダン思想に関する私のレクチャーは批判的な視点からのものとなる。左翼になってもらうのではなく(なてもらってもかまわないが)、左翼を知ってもらうための合宿である。世の中がどれほど“右傾化”しようとも、インテリ層においては今も昔も左翼が主流である。左翼にならずとも、左翼を知ってはおかなければ、とくに学生はどうにもならない。
 私の究極的な(といっても中期的な)目標は、常々公言しているとおり「(左右混淆の)学生運動の再建」である。合宿参加者の中からその担い手が出てきてくれればもちろん嬉しいが、私もいきなりそんなことまで期待してはいない。たった7泊8日で伝えられることは基本的には表層的な知識のみである。これを踏み台として単に“優秀な学生”になってもらうだけで現段階では充分だ。優秀な学生があちこちに散在しているという「学生運動の再建」の前提条件をととのえていくことが、現在の私の短期的な目標である。
 多くの学生諸君の合宿参加決意を期待する。


 【8・15“戦争の記憶を風化させるな! 今こそ若者たちに語り伝えたいあの戦争”千坂恭二氏を囲んで飲む会in福岡】
 今や日本一いや世界一の過激思想家として知られる大阪の千坂恭二氏を、福岡市某所の九州ファシスト党〈我々団〉本部にお招きし、あの戦争つまり1968年に世界中の若者たちが担った革命戦争の意義について大いに語っていただく趣旨ではありませんが、どうせ結果的にはそうなります。

 8月15日(土)19時から(たぶん深夜まで延々)
 九州ファシスト党〈我々団〉本部にて(場所が分からない人は前日までにwarewaredan@mail.goo.ne.jp宛に参加表明いただければ対応します)
 参加費3千円(教養強化合宿の参加学生は無料)