外山恒一 全国ツアー2014 プチ敢行予定 | 我々少数派

外山恒一 全国ツアー2014 プチ敢行予定

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 一昨年から毎年おこなっている“外山恒一 全国ツアー”だが、今年は原発推進派のせいで事実上の中止に追い込まれた。
 (知らない人も結構いるんで一応書いとくと)日本の原発は現在、全部止まっている。原発は約1年おきに止めて安全検査をすることが法律で義務づけられているので、3・11以降、検査の時期が来て順次止まっていった原発を、過半数が原発に否定的という世論の中では再稼働しにくく、結果として現在は全部止まっているのである。3・11から1年あまりを経た2012年5月、実に42年ぶりに全原発が停止した。もっともその2ヶ月後には福井県の大飯原発2基の再稼働が強行されたのだが、推進派どもも世論を見極めようと慎重なのだろう、続けてあっちもこっちも再稼働される展開にはならず、2013年9月に再び大飯原発は2基とも定期検査に入り、以来8ヶ月以上、日本の原発は1基も動いていない。
 もちろん推進派どもは巻き返しの機会を虎視眈々と狙ってるわけだから、再稼働の話はあちこちにある。で、今年3月、(再)再稼働の第1弾として鹿児島県の川内原発をこの夏にも動かすという方針を政府が発表したのである。
 私はこの再稼働バナシを潰す決意を固めた。
 日本の原発はいずれ何もなかったかのように平常運転に戻るだろう。95年以降の日本人は一億総白痴に磨きをかけているし、反原発運動を担ってきたサヨクどもも救いようがなく無能化して久しい。フツーあれだけの事故が起きれば(むろん事故が起きる前に止めとかなきゃいけなかったんだが)原発ぐらい止められる。反原発派にとっては事故は“追い風”なのだ。推進派どもさえ再稼働をオズオズ進めなきゃいけない程度には世論も原発に反感を募らせている。無能なサヨクでも今回ばかりは勝利できるだろうと安心して傍観していたら(傍観してたくせに何を云うかと怒られそうだが、そもそもサヨクの諸君が3・11のはるか以前に私を運動圏から排除したのである)、何だこのザマは。勝てるわけもない選挙運動に無駄な労力をつぎ込んでは一喜一憂(もとい四憂八憂)し、選挙運動なんぞにではなく合法・非合法を問わずさまざまの直接行動へと急き立てていくべきだった人民の原発推進派への怒りを空転させ、結果、事故から3年あまりを経て今の反原発運動の規模はピーク時の何十分の1だ?
 まあいい。どうも今回も原発は止まりそうにない。それに2003年のファシズム転向以来、私は個別課題にはあまり興味がない。このかんの私の「懲罰遠征」や「ほめご…」などの行動も反原発運動というより反選挙運動だし、この国は、そして世界は、もはやあれこれ「改革」して問題が解決するような、そんな甘っちょろい状況にはない!のだ。ファシズム革命だけがすべてを一挙的に解決するのだから、私はファシズム運動だけをコツコツやってればいいのである。もちろんファシズム革命の暁には、原発はすべて止めるし(核武装はやる)、原発を推進してきた極悪人どもにはそれ相応の報いを受けてもらう。
 川内原発再稼働を潰す気になったのも、気まぐれである。1年あれば潰せると思うが、今回は3ヶ月ぐらいしか時間的猶予がないので、最終的に潰せるかどうかは微妙である。「潰す」というのも、とりあえず川内原発再稼働を「第1弾として」再稼働することを断念させるか、せめて再稼働の時期を奴ら推進派の想定より大幅に(来年以降とか)遅らせてやろう、ぐらいの意味である。本当の意味で最終的な「原発全廃」は我々ファシストが革命に勝利する(か、福島以上の大事故が起きるか)までもう無理だろう。それでも駆け出しの活動家だった時期(88年)に当時一瞬盛り上がっていた反原発運動の圏域にいた私は、原発を推進してきた奴らに本気でにムカついてはいるので、「いよいよ本格的に順次再稼働開始!」のつもりでいる推進派どもの出端を挫いてザマーミロとせせら笑ってやりたく、逆に云えば今回はその程度で満足である。そんなんじゃ満足できない、原発を完全に止めたいという諸君は、甘い夢など見ていないで、お花畑を去って「原発反対・核武装賛成」のファシスト党に結集しなさい。
 というわけだから、今夏はできるだけ鹿児島に張り付いて原発推進派を懲らしめるつもりなので、ちゃんとやると2ヶ月ぐらいかかる全国ツアーは断念せざるをえない。早めに日程を決めてしまった群馬と東京ではトークライブをやるし、もしかするともう1、2ヶ所ぐらい予定を入れるかもしれないが、本格的なツアーはやるとしても秋、その場合にも今年は東北や北海道には行けそうもない。せっかく楽しみにしていた諸君は、これまで以上に原発推進派を憎んで何か新しいイヤガラセをするか、全国から怒りに燃える反原発派が乗り込んで長期滞在できる場所をたぶん近日中に鹿児島に用意するから怒りに燃えて乗り込んで私と行動を共にしなさい。
 今回おこなう規模縮小のツアー日程は以下のとおり。未定の部分は決まり次第、情報追加。

 6月19日(木) 外山恒一トークライブ in 大阪
 聴衆からの質問に外山が何でも答える“質疑応答”形式です。
 が、会場の規模からして実質「外山恒一を囲んで飲む会」です。
 会場 「たこ焼きマーガレット」(大阪市北区菅栄町1-3)
 19時開場 19時半開演
 参加費 1500円(ワンドリンク付)

 6月22日(日) 群馬
 第一部「外山恒一トークライブ」
  聴衆からの質問に外山が何でも答える“質疑応答”形式です。
  会場 Bushitsu 前橋〇〇部の部室(前橋市千代田町3-9-1)
  17時半開場 18時開演
  参加費 500円
 第二部「外山恒一を囲んで飲む会」
  会場 Bushitsu 前橋〇〇部の部室(前橋市千代田町3-9-1)
  20時~
  参加費500円(+飲食物の持ち込みを各自お願いします)

 6月27日(金) 外山恒一トークライブ in 東京
 聴衆からの質問に外山が何でも答える“質疑応答”形式です。
 会場 文京区民センター(本郷4-15-14) 2A会議室
 18時半開場 19時開演
 参加費(交通費+会場費カンパ)1200円
 ※終演後、居酒屋に移動して交流会あり

 7月3日(木) 外山恒一トークライブ in 京都
 第一部「外山恒一トークライブ」
  聴衆からの質問に外山が何でも答える“質疑応答”形式です。
  会場 カフェ&バー 天Q(京都市上京区東石橋町【千本中立売上ル】)
  19時開演
  参加費 投げ銭+別途ワンドリンク代
  問い合わせ dugong565717@gmail.com
 第二部「外山恒一を囲んで飲む会」
  会場 カフェ&バー 天Q(京都市上京区東石橋町【千本中立売上ル】)
  21時~
  参加費 カンパ+別途ワンドリンク代(料理の注文は各自個別負担で)
  問い合わせ dugong565717@gmail.com

 注意 「トークライブ」では「聴衆からの質問に外山が何でも答え」ますが、鹿児島にて現在進行形で挺身中の、twitterなどでホノメカシている川内原発再稼働阻止のための“恐ろしいインボー”の詳細については例外です。「囲んで飲む会」や「居酒屋での交流会」ではつい口を滑らせるかもしれません。