お待たせしました! 都知事選参加宣言!! | 我々少数派

お待たせしました! 都知事選参加宣言!!

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 こうたびたび都知事選をやられては、その都度なんかやらないわけにはいかない(前回&前々回は政見放送まがいの新作動画をYouTubeにアップした)私もさすがにアイデア枯渇に陥って、とても困る。これはそうやって私を政治的に抹殺しようという何者かのインボーに違いない、きっと。
 今回の都知事選は珍しくちょっと面白い。前回までのここ数回の都知事選は、誰が当選するのか、わざわざ投票を待つまでもなく最初から明らかで、やるだけムダな選挙だったが、今回は舛添と細川、どっちが勝つのかよく分からないところで(宇都宮や田母神が当選することはあり得ないことぐらいは、みんな分かってるよな)まずちょっと面白い。あとさすが小泉というか、争点が一気に強引に原発問題にされてしまい、これもちょっと面白い。「原発だけを争点にしていいんでしょうか?」とかモットモラシイこと云ってる連中はどうせ全員原発推進派に決まってるんで、耳を貸す必要はない。そもそも選挙の争点なんぞ、マスコミが視聴率目当てで毎回テキトーにデッチあげるものなんだから、何が争点になろうが最初からたいした意味もない。したがって原発が争点になってもならなくてもどっちでもいいんだが、3・11以降の大きな選挙(衆院選&参院選&過去2回の都知事選)では原発はまったく争点化されなかったんだし、マスコミの気まぐれの結果とはいえ一度ぐらいは争点にしとかないと諸外国に対して恥ずかしい。あと宇都宮個人はともかく共産党だけは絶対に許さない“正しい過激派”である私としては、宇都宮陣営が、細川のみならずナントカっていう極左系弁護士の立候補によって、左右から切り崩されて悲鳴を上げている様子も痛快でザマーミロだ。
 とまあ、面白いは面白いんだが、しょせん選挙なんて多数派のお祭り。“外山派”の諸君は今回も堂々と棄権して、開票速報だけ楽しめばよい。どうしても棄権だけはしたくないという反革命の動揺分子は、「外山恒一」と書いて無効票にすることだけ許す(外山票はイコール選挙制度への根本からの不信表明の意味を持つので、多ければ多いほどとりあえず体制内部の連中をビビらせることはできる)。
 以上は前置きである。

 さて、さすがに今回はもう何もアイデア浮かばねーよってことで、新作動画の公開もサボって完全不参加を決め込むつもりでいたんだが、せっかく原発も争点化してきたし、重い腰を上げてみることにした。
 告示日である本日1月23日より、昨夏の参院選でも展開した「原発推進派ほめご…もとい大絶賛キャンペーン」を都知事選の期間中ずっと都内で展開する
 知らない人のために説明しておくと、街宣車で、タイマーズ(忌野清志郎)の「原発賛成音頭」を鳴らしながら、「こんな国、滅ぼしましょう原発で。こんな国、終わらせましょう原発で。私たちテロリストのために、大事な標的をいつまでも残してくれる原発推進派の○○サンに心から感謝いたします。○○サン、原発推進、これからも頑張ってください。あ、お手を振ってのご声援、まことにありがとうございます。これからも○○さんと共に、危険な原発をどんどん推進してまいります。原発再稼働で、スリル溢れる日本を取り戻しましょう」といった感じのアナウンスをしながら都内を走り回る。意図して推進派候補の選挙カーを追い回したりはしないが、もし遭遇した場合には5分ぐらい追い回して同様の声援を送る。
 むろん舛添&田母神が今回のターゲッ…いや絶賛対象である。
 昨夏の手法に何ら新しいプラスアルファもなく、本来なら同じネタを繰り返すのは私の美学に反するのだが、仕方がない。
 ただ昨夏と少し異なるのは、今回はこの行動への賛同者の諸君に是非、わが「ほめご…いや違った大絶賛」街宣車に同乗して、手法を実地体験してもらいたいというのが主要な目的であることだ。
 そもそも、一昨年の衆院選における「原発推進派懲罰遠征」(推進派候補の選挙カーを一日中追い回し、「前を走っている○○サンは原発推進派でーす!」と道行く人に教えてあげる運動)も昨夏の「原発推進派ほめご…いや大絶賛キャンペーン」も、こういう手法は合法的であり、街宣車とは云わずともサウンドカーさえ用意すれば誰でも、原発以外の課題でも可能だということを示すのが最大の目的だった。にもかかわらず(サウンドカーを用意できるグループは全国各地に散在しているはずなのに)、誰もマネしてくれる様子がない。オマエラ本気で原発止める気ないだろ、と私は疑念を抱かずにおれない。もちろん(今回だってそうだが)選挙期間中だけちょっと騒いだところで、選挙結果には何の影響もない。しかし選挙本番の何ヶ月も前から、いや今から、例えば一昨年の衆院選で自民党に“風が吹いた”から何とか当選しただけで、次回はどうなるか分からない議員の選挙区で、「何々サンは原発推進派!」と周知徹底する街宣を頻繁にやってれば、ほんとに次回そいつを落選させられるかもしれないのだ(絶対落ちるわけない議員に対してやるのはムダなんで、落ちる可能性が充分にある議員だけ狙い撃ちにするのがコツ)。
 原発問題での、街宣車を使った選挙介入のアイデアのパターンは、もう私には他に思いつかないし、だからこのテのことは今回で最後とする。今後は、やる気のある諸君がそれぞれ自力でやってほしい。で、今後やる気がないでもない諸君は、今回一緒に街宣車に乗って、マイクを握ってみるべし。気をつけなければならない点もあるから(例えば「私は(私たちは)原発推進の舛添サンと田母神サンを支持します」と云うのはいいが、「支持してください」と呼びかけるのは法的にアウト)、そこらへんは指導する。まずは体験してみて、味をしめてほしい。なお共産党員とか、要は他陣営の関係者は同乗してはダメである。私は決して細川や宇都宮やナントカっていう極左弁護士の支持者ではないし、投票率ゼロで全員ゼロ票でみんな落ちればいいと思ってるぐらいで、特定の候補を利するためにやるわけじゃないから合法的なのである。
 都知事選の期間中は(むろん初日から投開票日まで)、毎晩8時にJR高円寺駅南口の広場で一人で飲み始めるんで、同乗希望者は直接来て声をかけてほしい。むろん反原発運動の今後について、あるいは革命運動の今後について意見を交わしてみたいという人や、徳洲会に代わって五千万円ぐらい資金提供してあげようという人や、あるいは単に私と話してみたいという人も来てくれていいが、“不法集会”なんてことになるとマズいので、そこらへん気を遣ってほしい。基本、私はただ個人的に路上で酒を飲むだけであり、諸君は「どうやら駅前で飲んでるらしいと聞いてちょっと訪ねてみる」だけである。ただし、実は期間中何日か別の予定が入っている日もあり、そういう日は行けない。突然急用が入る日もあるだろう。高円寺に登場するかしないかは毎日twitterで告知するので、必ず事前にそれを確認するよーに。あと、「いずれ核武装するために原発は必要だ」という以外の原発必要論には私は一切耳を貸さないので(原発の唯一の真の本来の存在理由は核武装準備であることを私は知っているし、ちなみに私は「原発反対・核武装賛成」の立場である)、資源がコストが経済が云々の推進派は議論を挑みに来たりしないよーに。
 おっと口がすべった。都知事選期間中は私は原発推進派に転向するのだった。原発賛成! こんな国もう滅ぼしましょう原発で! 私たちテロリストのために大事な標的をいつまでも残してくれる私たちテロリストの頼もしい味方、国賊、非国民、反日スパイ、原発推進派の舛添サンと田母神サンに心から感謝いたします。

 なお今回の行動にもとてもお金がかかる。街宣車で九州から上京するだけでガソリン代と高速代ですでに6万円近くかかっている(もちろん帰りも同じだ)。期間中ずっとガソリン代が1日1万近くかかるわけだし、駐車場代や、滞在費もかかる。実際に立候補した場合の供託金300万には遠く及ばないとしても、おそらく総計3、40万の必要経費というのは私にとってムチャクチャ大金である。
 善意もしくは悪意のカンパを「福岡銀行 春日原支店 普通1167080 トヤマコウイチ」まで!