街宣王子 | 我々少数派

街宣王子

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 「法政大に入学!?」の回のアクセス数、すごいなあ。
 もちろん都知事選に出た時や、交通違反で逮捕された時にはもっとすごかったんだろうが、アメブロに移行してからはたぶん最大で突出したアクセス数だった。
 しかしそもそも今回の「入学相談闘争」を思いついて提起したのは私ではないし、読めば分かるとおり私はあんまり活躍してないし、まあ報告者としては私は優秀なんだろうが、なんか闘争の成果を「私有」してしまっているようで居心地が悪い。こういうところが嫌われる一因でもあるんだろうなあ、たぶん、と。
 それでも今回の闘争をたくさんの人が知って、法政で起きていることを「おかしいじゃないか」と感じてくれればそれでいいとも云えるんだけども。

 昨日6月7日は、前日に続いて天神へ。
 都知事選以前から交流があり、塾舎にも何度も訪れてくれている「維新政党・新風 福岡」の本山君のブログを見ていたら、この日、新風福岡は街頭演説をおこなう(それ自体は結構頻繁にやっている)のだが、そこへ東京から新風の「街宣王子」というのが応援にかけつけて演説するとあった。
 街宣王子ぃー!?
 その何とも云えない言葉の響き(口に出して云ってみるがいい。何回云っても笑える)に、「王子様を一目この目で見たい」という乙女チックな気持ちになって、スタッフ・S嬢、塾生・群馬君、卒塾生で我々団員の同志Iを伴って、見物に出かけた。
 というのも、乙女な気持ちとは別に、我々団もいずれ近いうちに街頭に立つことを考えており、うまい街頭演説ならば参考にしようとも思って。

 たしかに迫力の演説だった。
 言葉で説明するより、「金友隆幸」でYouTube検索すればたくさん出てくるようなので、興味ある諸君は自分で見てもらいたい。
 新風の面々が代わる代わるマイクを握り、4時ごろ街頭演説会は終了、その後、警固公園で新風側3名(本山氏、金友氏、マイミクでもある「スバリスト」氏)と我々団側4名での臨時交流会を30分ほど。
 実は私はこの街宣王子・金友氏とは以前に一度、会ったことがある。
 何かの用事で渋谷に行った時に、駅前で統一義勇軍の街宣がおこなわれていて、金友氏は針谷議長と共にやはりマイクを持って立っていたのだ。都知事選の直後で、金友氏も私の顔と名前を知っており、名刺をもらった記憶がある。
 しかしその時には私も別の用事で人と待ち合わせしていたので二言三言の挨拶をしただけで、金友氏の名刺に彼が(当時)国士舘大学の学生であることは書かれていたが、どういう人なのかはよく分からなかった。
 警固公園での交流はほとんど金友氏の独演会で、どういう経緯で右翼活動家になったか、そしてそもそも革命派であるのになぜ選挙運動を主軸とする新風の活動家になったか、という話から、彼もまたまごうことなき(想像した以上の)ヘンタイであることが明瞭になった。我々団は、右翼・左翼・前衛芸術の垣根を越えた有象無象が入り乱れる現代の梁山泊をとりあえず目指しているわけだが、新風にむしろ先を越されているという危機感を持たされるほどのヘンタイぶりだった。かつて「だめ連福岡」を主宰していた時、その交流戦線拡大の過程で知り合った福岡のアングラ芸術ネットワーク「大耳レーベル」の方がよっぽど「だめ連」の名にふさわしいことに戦慄した悪夢がよみがえった。
 金友氏、まさに新風のホープである。

 それにしてもこの日は、なぜかフツーの右翼の街宣車が天神界隈をぐるぐる回っており、歩道では新風が演説していて、警固公園に行ったらどうも件の在特会らしき一団が日の丸を掲げて何かやっていた。
 これに我々団まで参戦したら、福岡の街頭はもう完全に右派勢力に制圧されたも同然で、そうなるとフリーター労組の諸君がかなり可哀相なことになるなあ。

 その後、例によって毎週日曜夜の定期交流会。
 初参加のマイミク1名に、2度目の参加のTBSラジオ「Life」リスナーの女性1名が来てくれて、我々団側4名と合わせて6名での交流となった。